わからないことへの耐性


 

 わからないことへの耐性

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

昨日、

レッスン中黙ってしまっても大丈夫

という内容のブログを書きましたが、

大丈夫と言われてもやはり気になる、

という方が多いのではないかと思います。

 

どうしても

【黙る】という行為をネガティブなものに

捉えてしまうんですよねぇ・・・。

 

これは責めのベクトルがすべて自分に向いてしまう

日本人DNAのせいなのでしょうか。。。

 

 

レッスンを見守る親も

我が子がちゃんとしてなくて申し訳ない

と日本人特有の自責の念を感じてしまったり、

レッスンを受けているお子さんも

精神的に成熟している子であればあるほど、

「わからない・・・。私ってダメ?」

みたいに自分を責めて、自信を失ってしまうお子さんも

いらっしゃいます。

 

でも冷静に考えれば、英語なんですよ。

わからなくって当然なんです。

 

ン十年英語を勉強し続けている私だって

未だにわからないことが山のようにあります。

 

洋画を見ていて

「何?何?あの表現知らない」

ということなんてしょっちゅうですし、

メルと話してていても

「なにそれ?へー、知らなかった」

なんてことは日常茶飯事です。

 

とある大学の英語の先生(お名前忘れてしまいました)が

 

【英語学習は穴の開いたバケツに水を注ぎ続けるようなものだ】

 

と仰っていたのを強烈に覚えています。

 

まさにそう!

 

頑張ってドンドンドンドン、一生懸命一生懸命、

インプットし続けてもキリがないんです。

 

知らないことだらけ

 

でもこれ、英語だけの話じゃありません。

日本語でもそうです。

 

日本語だっていまだに知らない語彙・表現があることを

時々思い知らされます。

 

言語どころか

よくよく考えてみると

この世に存在するもの全部、

わからないことだらけかもしれない、ですよね(^^;

 

そんなわけで

わからない、知らないって

実はまったくもって

普通の当たり前のことなんではないでしょうか。

 

だからそんなことで自分を責めたり、

お子さんを責める必要なんて全然ないんですよね。

 

でもそうは言っても

わからないことがストレス

であることに変わりはありません。

 

わからないストレスが嫌で

勉強が嫌になっちゃうんですよね。

 

わからないって人間にはかなり強烈なストレスだと思います。

 

でもこれも仕方がないことだと割り切るしかないと

思うんですよね。

 

何かを身に付けるためには

ストレスを乗り越えていかなければならない時もある

と思います。

 

いつかわかる日は来るのだから

それまでその

わからないストレスにどれだけ耐えられるか

ということが

これから人生いろんなことを学んでいく上で

とても大切になってくると思うのです。

 

ストレスを軽減するためにも

わからないことはとりあえず流せばいいのです。

続けていればいつか必ずわかる日が来ます。

 

それを大胆に待つ力とでも言いましょうか、

わからないことへの耐性

というものが求められてくると思います。

 

この力って実は将来とても役に立つ力だと思っています。

 

高校・大学入試などで

わからない単語をとりあえず流して読んでいける子と

わからない単語にいつまでも拘ってしまって先に読み進めない子

では明らかな差がでます。

 

英語以外の教科でも同じだと思いますよー。

 

 

レッスンで

もしわからなくてお子さんが困っている様子をご覧になったら

「この子は今、わからないことへの耐性を身に付けている」

と思って、長い目で見ていただけたら良いかと思います。

 

そして、

「続けていけばそのうちわかるよー。大丈夫♪」

と声掛けだけしてあげていただきたいと思います(^^)

 

 

 

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