プチ家庭ディベートのすすめ♪


 

 プチ家庭ディベートのすすめ♪

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

勤務校で生徒に指導していることに加え、

当サイトでも英文添削コースを始めさせていただいたことにより、

小学生から高校生までの英作文を見る機会がありがたいことに

一気に最近増えてきました。

 

最近改めて強く感じること、英作文を書く上でも絶対的に必要な物、

それは【自分の意見】です。

 

当たり前な当たり前の話なのですが、

自分の意見がなければどんなに英語の能力が高くても何も書くことができません。

 

全く自分の意見がないわけではないのでしょうが、

おそらくたいていの日本人には

自分の意見を主張するという慣習があまりないため、

人前で意見を述べることを無意識的に憚ったり、

それが高じて自分に意見があることすら気付かなくなってしまったり、

という人が多いのではないかと思われます。

 

その傾向はすでに子どもの頃から現れているような気がします。

 

思春期特有の恥ずかしさが残るのか、

私が教えている高校生の子たちなんかは

自己紹介でもあっても手が止まってしまう子が多いです。

自己主張が良くも悪くも苦手なのですね。

 




概して、日本人は自分の意見を言うということが苦手です。

 

それは日本の風土、歴史から作り上げられた

日本人のアイデンティティといえばそうかもしれませんし、

肯定的な面から見れば、

これは日本人特有の

「奥ゆかしさ」や「協調性」のベース

になっているものです。

 

良いか悪いかという極論で語ることはできないのですが、

このグローバル社会を生きていくためには

自分の意見を言うこと、自分自身を表現していくこと、

というのが絶対的に必要になってくると思うため、

普段から【自分の意見】というものを明らかにしていくことを

意識する習慣が必要なのかなと思います。

 

【以心伝心】とか【空気を読む】とかそういう意思表示方法が

日本人のDNAに刻まれているようなところがあると意識するというか。

 

自然にしていたら、

自分の意見をあまり意識することがないため、

習慣的に・意識的に自分の意見を引き出す練習のようなことが大切かもしれません。

 

Englishbudsでの英文添削コースでは

単なる英文の文法的な誤りの修正だけではなく、

そのあたりも意識しながら英文を書いていただけるように

助言をさせていただいております。

 

英検の英作文でも

準2級以上では

電力、語学習得についてなどの社会的なトピックがテーマとして取り上げられており、

それ相応の準備をして臨まないと

英語力以前の問題で

「そもそもそんなことについて考えたこともない」

と頭が真っ白になってしまい、

何も書けなかったり、無理矢理な支離滅裂な意見になってしまったり、

ということが往々にして起こるのではないかと思ってしまいます。




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あと我が子を見ていても感じるのは

そもそも【自分の意見】を持つ前に

自分自身と関係ない出来事や社会現象に【無関心】であることです。

関心がないのですから意見など持つわけがないですよね~。

 

そんなわけで、

私もできるだけ意識して子どもたちに

新聞、テレビ、ネットなどでニュースを見ている時などに

あらゆる話題に「どう思う?」と聞いて話題を広げるようにしています。

 

私が意見を言い始めると、

半分聞いていないような感じになる時もありますが(苦笑)

一度でもそのトピックが

議論のまな板に乗ったことがあるのとないのでは大違いだと思いますので

これからも細々としつこく続けていくつもりです(笑)

 

願いとしては

いつか私の意見を論破してくれるようになってくれるといいのになぁと。

 

プチ家庭ディベート頑張ります!( ̄_ ̄)

 

 

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