隠れディスレクシア(難読症)


隠れディスレクシア(難読症)

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

英単語が驚くまでに読めない息子にショックを受け、

ここ数日、ディスレクシアのことを調べ続けています。

 

私もここ数日前までディスレクシアのことは

恥ずかしながら全く知りませんでしたが

今日ここまで集めた情報をまとめるという形で

皆さんにもご紹介したいと思います。

 

このディスレクシア、

文字と音の関係性がシンプルな言語では

発現率が低いとも言われています。

 

軽度なディスレクシアの場合、

日本語の読み書きであれば

日常の繰り返しでなんかと克服していくことが

十分に可能なので、

「読み(書き)間違いが多いおっちょこちょいな子ね・・・」

とか

「漢字が苦手な子ね・・・」

という程度で済まされてしまうようです。

 

 

しかし、この隠れディスレクシアとも言うべき状態が

目に見えて出てくるのが

中学校で習い始める【英語】なのだそうです。

 

英語はその言語の歴史から、

スペルと発音の関係性が複雑です。

 

そのため、ディスレクシアの子には

その複雑さに対応しきれず、

英語が読めない、書けない、

つまりテストで全く点数が取れない、

という状態になってしまうのです。

 

一般的には、

【中一ショック】

という括りに入れられてしまっているように感じますが、

実は英語で躓く子の多くは隠れディスレクシアが

原因だったりするのではないかと思えてきました。

 

このディスレクシア、

とても特殊なケースに感じられるかもしれませんが、

発音が複雑な英語圏の人には20%の割合で発現しているようです。

 

有名なところでは、

トム・クルーズやスピルバーグ監督などが

カミングアウトしていますね。

 

日本語のようにつづりと音がある程度一致している場合、

10%程度に下がるようですが、

英語を学び始めることで

潜在的なディスレクシアだった10%が現れてくるようです。

 

スペルと音に日本語と同じく関連性があると

言われているイタリア語も、

日本語と同じで、英語を学び始めることで

ディスレクシアがわかることが多いそうです。

 

学校で英語を教えている私は

もっと早くディスレクシアのことを

知っておくべきでした。

 

現場で教えていると、

不思議なほどに英語が読めない子、書けない子がいます。

 

上位校にも単語のスペルで苦労している子もいますが、

やはり下位校の方が比率は圧倒的に高い気がしています。

 

本当に数日前まで

私はこのディスレクシアのことを全く知らなかったので

そういう生徒には

「まず読み方をカタカナでもいいから下に書いて、

何回も何回も読んで書いて覚えて。」

と努力を強いるだけでした。

 

一般的にそのような子は教員間で

「努力が足りない子」

としてとらえられているような気がします。

 

実際、私もそうでした。

もちろん単語を覚えるという作業は

単調で大変なことから

その作業を嫌がって避ける子もいます。

 

ですから、見極めが大変難しいのですが

経験的にその一部に

「なんでここまで覚えられないんだろう・・・」

と不思議に思った子は過去に何人もいます。

 

もしその子たちがディスレクシアだったのなら

可哀想なことをしたなぁ・・・と思います。

 

我が家の息子が本当に

ディスレクシアかどうかはまだわかりません。

 

検査も何もまだ受けていない状態なので。

 

これから真剣に【英語を読む】ということに

取り組んでいく過程で少しづつわかってくると思います。

 

頭の片隅にディスレクシアのことがあると

息子にも生徒にも指導法が全然変わってくるんですよね。。。

 

今回の息子の英単語への反応は、

もちろんショックではありましたが、

私にとって非常に学ぶべきものが多いものでした。

 

 

 

 

 

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