フィリピンのお給料事情


 

 フィリピンのお給料事情

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

昨日のブログで

フィリピンの貧困のお話について少し書きましたが

フィリピンは本当に貧富の差が激しい国です。

 

一部富裕層がいますが、

国民の大半は日本人にとっては

【その日暮らし】

という表現がしっくりくるような生活をしているように思います。

 

これは最低賃金があってないようなもので

賃金が全体的に低く抑えられているため

家族総出で働いてなんとか・・・

という賃金形態になっていることも原因だと思います。

 

しかし、そこに加えて

フィリピン人は粋な江戸っ子と同じで

宵越しの銭は持たぬのか?!

と思うほどに

多くのフィリピン人に貯金と言う概念がないことも

「その日暮らし」に近い生活になってしまう原因の一つだと個人的に感じています。




日本の会社はたいていお給料日は月に1回だと思います。

 

しかしながら、

フィリピンでは月に2回のお給料日の会社が普通です。

 

Englishbudsを始めるまで知らなかったのですが、

フィリピンでは極々当然な制度のようです。

 

そんなわけで私も月に2回、

海外送金する形で講師にお給料を支払っています。

 

なぜお給料日が月に2回もあるのかと言えば

それは単純な話で

計画的にお金を支出するということがフィリピン人は苦手(な人が多い)

というだけの話です(^^;

 

お給料日の前と後では

天国と地獄ぐらいの差の生活をしている人も多いと聞きます(^^;

 

銀行口座を持っていない人が大半だといいますから

貯蓄という概念が薄いのも当然といえば当然かもしれませんね。

 

このあたりの事情は

私は国民性の一つだと思っているので

すぐにお金を遣ってしまうのがダメだとか

貯金しろ!とは思いません。

 

ただ日本人の感覚からすると

「将来心配じゃない?(^^;」

とは余計なお世話ながら思ってしまうことはありますが。。。




またフィリピンのお給料事情として

特徴的なものは

海外からの仕送りに依存している割合が大きい

ということになるでしょうか。

 

家族のたいてい誰か一人は海外で出稼ぎしている

ということが珍しくありません。

 

メルと

「あの〇〇先生ってすごく子ども扱いが上手だったけど

今はどうしているかなぁ?」などと話していたら

「〇〇は今、ドバイで働いているよ!」とか

「△△は今、台湾!」という感じの会話展開になります(^^;

 

海外への出稼ぎはフィリピンの国策なのでは?と思いたくなるくらい

OFWと呼ばれる海外出稼ぎ労働者はフィリピンでは大変優遇されています。

 

空港での入管にもOFW専用ゲートがあったり、

税金面でも優遇がありますね。

 

海外からの仕送りは正式なものだけで年間1兆円なのだとか!

闇の部分も含めると2兆、3兆規模のお金になるそう・・・。

 

正式な海外仕送り額だけで

フィリピンの国家予算に匹敵するそうですから

海外仕送りへの依存度の高さが伺えますね・・・。

 

 

お給料事情ひとつ切り取っても

日本と大きく違うフィリピン・・・。

 

私にとっては興味が尽きない国です(^^)

 

 

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