日本のテストについて思うこと・・・


 

日本のテストについて思うこと・・・

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

中3の我が家の娘。

今春いよいよ高校受験です。

来月には私立高校の入試も控えており、

受験本番という感じになってきました。

 

娘も最近は志望校の過去問などを解いております。

 

過去問に取り組んでいる姿をみて思うことは、

試験とは時間との戦いであるということ。

 

模試でもそうでしたが、

30分や40分でビックリするくらいの量の問題を解かなければならない

ということが珍しくありません。

 

当たり前ですが、ちゃんと正解しなければならないという。。。

 

その問題量を見るたびに

「日本のテストは結局、暗記テストなんだよなぁ・・・」

と思わざるを得ません。

 

一部思考力を測るとされる問題も確かに入っています。

 

ただテストのその場で真剣に考えたらアウトなのですよ。

時間が足りなくなってしまいます。

 

テスト勉強の段階で思考力を測るとされる問題にあたっておいて

実際の試験の場では「あ!あの問題と似てる!」ぐらいの感覚で

解いていなければダメなのです。

 

自分でイチから考えていたら絶対に間に合わない分量なのです。

 

そして、思考力を問われる問題と言われながらも

結局自分で解き方そのものは考えておらず、

誰かにその解法を教えてもらっているという。。。

 

そう思うと、

思考力の意味合いが違ってしまっているような気がします。。。

 

テクニックやーん!とツッコミたくなってしまう(爆)

 

だから塾があるんだね、と妙に最近納得しております(´-ω-`)




2年後に実施される新しい大学入試では

【思考力・判断力・表現力】が今まで以上に問われるようになるそうですが

果たして本当にそれらを測るテストができるのかな?と思ってしまいます。

 

アメリカでは起業に失敗した人が会社に入社するという話を聞いたことがありますが、

日本では一般的に就職と言えば会社に入社することを意味します。

大学卒業とともに起業する人はかなり少ないのが現状だと思います。

つまり、日本では「就職=会社に指導してもらう」ということであり、

あまり自主性が育っていては困る土壌というものがどうしてもあるのではないか、

と思うのです。

そのため教育制度も変わっていかないというか、

変わっては困る、というのが本音ではないかと。

 

テストが変わらないと教育現場は変わらない

とずっと言われてきていますが、

実際のところ、

日本社会が変わらないとテストも教育現場も変わらないんじゃないか

と思ってしまう今日この頃なのです。

 

しかし、

国民全員が思考力を持ち、自立し、意見を持つようになったら・・・

日本的な企業は存続できないのかもしれませんね・・・(^^;

 

いつまで【富国強兵型教育】は続くのやら・・・。

 

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