何を語り、何を綴るのか



オンライン英語スクール Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

短かった2020年の夏休みが終わろうとしています。。。

今晩のサザエさん症候群は症状が重く出そうな予感(^^;

 

この夏休み、

ゆっくりできたような

そうでもなかったような。。。

 

たった2週間しかなかった休みですが

教科の課題プリントの他に

息子には読書感想文(原稿用紙5枚)、

娘には英文エッセイ(600語)

という宿題が出されていました。

 

忙しい日常では

なかなかゆっくりと自分の思考と向き合い、

それを書きだすということに時間が取れないので

長期休みにそれをしなさい、とのことだと思いますが、、、

 

今年の夏休みは短いんだよ!!!( `ー´)ノ

 

と子どもじゃないけど叫びたくなってしまう(^^;

 

2週間で

これだけの課題にしっかりと向き合うのは大変💦

 

やっつけ仕事的に適当にやればいいのかもしれませんが

そんなんだったらやらなきゃいい

とすら私は思ってしまうので。。。

 

 

娘も息子も原稿用紙を前に

ウンウン唸っておりました。。。

 

二人とも言語の面で困って唸っていたわけではありません。

 

何を綴るべきなのか、

何を語るべきなのか、

という思考面で藻掻いていたわけです。

 

息子は日本語で、娘は英語で、

それぞれ課題を書かなければならないわけですが

もちろん言語的なテクニックという問題もありますが

それより以前に「何を」というところが最大の課題になったのです。

 

自分が書きたいことを思うままに書くわけではなく

与えられたテーマに沿って書かなければならない、

というのは難しいことです。

 

自分の守備範囲の内容であれば筆も進みますが、

そうでない場合は

その物事をいろんな角度から見て

自分が意見を述べられそうな点、

考えを共有できそうな点というのを

探っていくことから始めないとダメなのです。

 

ここに一番時間が掛かるかなぁ・・・と。

というか、時間を掛けなければならない、

そこに意義があるというべきかも。

 

娘の場合、

与えられたお題がかなり抽象的であり広義的でもあったので

切り口をどこにするかというのが悩ましそうでした。

 

息子の場合は、

自由図書を選択すれば

自分のフィールドに持ち込むのは容易ですが

原稿用紙5枚書こうとすると

浅い論理展開だとすぐに筆が止まります。

 

ということで、

どちらも書く前の構想に時間を掛けなければならず。

 

私のへっぽこブログと比べるのもおこがましいですが

私も書く前のテーマが決まらない時、

書きたいことが頭の中で上手くまとまっていない時は

一行たりとも書けないです。

 

でも一旦、頭の中で方向性がバチッと定まれば

書くのに15分も掛からないものです。

 

いつも15分ちょいで慌ただしく書いたブログを

読んでいただくことが申し訳なくなってきた・・・

 

しかも私がブログを書くのは

更新日の前日夜21時を過ぎてから(^^;

 

締め切りに追われるが如く、

ワーッと書いています💦

誰が決めた締め切りでもないので飛ばしてもいいんですけど

一回でもサボったらそれに味をしめて

ズルズルと更新をサボりそうなので

自分と夜な夜な戦っています。。。( -_-)

 

あ、話が逸れてきているので戻ります!

 

不平不満タラタラに

取り組んだ夏の課題ではありましたが

とりくむ姿、過程を見て思うことは

やはり言語はツールに過ぎない

ということです。

 

日本語も英語も

話せたらそれでOK

なんかじゃありません。

 

その言語で

何を語り、何を綴るのか、

そこが一番大事なわけで。

 

 

おうち英語で英語を育てていく上でも

この視点は忘れちゃいけないな

と改めて強く思わされました。

 

それじゃあ

語る内容、綴る内容を持つために

うんと難しい英語をガンガン与えればいいのか

というとそれも違うと思っています。

 

最終的な思考部分は

日本語で行っていると思うのです。

 

娘がエッセイを英語で書く際も

いろいろと相談に乗っていましたが

思考をまとめていくのは

明らかに日本語で行ってましたね。

 

わが家の子どもたちは

バイリンガルと呼ぶのはおこがましく、

控えめに呼ばせてもらっても

偏重バイリンガルという状態にしか持っていけていません。

 

偏重バイリンガルとは

二言語のうち片方の言語片方のレベルが高いバイリンガルで、

片方の言語は読み書きや聞いたり話すことだけでなく、

考えたり、さらには抽象的な思考もできるのですが、

もう片方はそこまで及ばないというものです。

 

明らかに子どもたちの英語は

日本語と同じレベルまで持っていけていません。

 

元々そこまで望んでもこなかったので

何も後悔もしておらず、逆に

こういう思考的な課題に取り組むとき、

日本語の言語能力の大切にしてきて良かったと思います。

 

この能力は絶対に英語学習の犠牲にしてはいけないなと。

 

わが家では

知性を積み重ねるための言語は日本語です。

 

もちろん英語も補助的に

役立ってはくれていますが

日本語がベースになっていることは間違いなく。

 

 

おうち英語全盛期の幼児期というのは

いかに英語を伸ばしていくか

という情報に目が行きがちだと思います。

 

水を差すような話になってしまうかもしれませんが

私は定期的にこの日本語と英語の両立について

やっぱり機会を設けてお話ししていきたいなと思います。

 

短い夏の終わりに

今回もちょこっと呟いてみました。

 

ご参考まで~。

 

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