教育とお金の話・・・


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。

今日は英語の話のような、そうでないような雑談です。


「G.W.中、どうせ暇だから読んでやってもいいぞ。」

と思われる方だけ暇つぶしに読んでいただければ(笑)


いきなり愚痴から入りますが

教育ってお金が掛かりますよね~~~💦


わが家はこれまで子どもたちを公立畑で育ててきたので

今のところまだなんとか持ちこたえられていますが

来年の娘に掛かるお金のことを考えると今から寒気が止まらない(^^;



国公立に行ってくれたとしても下宿はマストですし

私立大学でも絶対下宿で学費も大幅アップ、、、

もしかしたら浪人するという可能性もあるので

そうなったら予備校にいくら払わなきゃいけないの~~~💦

と考えるだけでも恐ろしいです。。。


これまでおうち英語でお金を湯水のように使ってきた

この浪費女の私でも背筋が寒くなる金額に圧倒されます。。。


でもじゃあ、

それらの学費は親の足元を見た無法な金銭の要求で

大学や学校関係者がウハウハしているかというと

それも違うなぁと思ったりするから話は複雑です。

教育ってそもそも儲かる事業ではないのですよね。



時々儲けに走っちゃう教育機関がありますが

たいていそういうところは悲惨な末路ですね。


アメリカの大学の学費が高額なのは有名な話です。

かの有名なハーバード大学の学費は1年約520万円ですが、

そんなに高額な学費を徴収しているハーバード大学でさえ、

教育事業では利益を出せていないのです。


ハーバード大学の財務内容を見ると

学費で運営が成り立っているのではなく

株式の運用益などのおかげなのですよね。


日本でも今、東京女子医大の経営が揺れていますが

医学部の学費、「うわー、高い!!!」と思っても、

運営している学校法人は全く儲かっておらず、

むしろ赤字に苦しんでいるのです。。。



教育とは目に見える何かを生産するとか、

教育活動そのものが利益を生むという性質のものではないため

一般の企業と同じような経営はできないのでしょうね。


自分自身がオンラインスクールを運営してみても

それは感じています。



多くの方に等しくレッスンを受けていただく機会を

持っていただこうとすれば

レッスン料金というのは少しでもお値打ちに設定すべきです。


一方、レッスンの質を保つために能力ある講師を迎え、

その講師の生活を保障し、安心してレッスンに集中してもらうためには

それ相応の対価を支払っていく必要があります。


そういうところを追求していくと

いわゆる利益と言われるものは運営側にそんなに残らないわけで。



教育産業で唯一利益が出せるかな?というのは

塾など入試試験対策などで目に見える効果を出す分野かもしれません。


「○○中学・高校・大学合格実績△△名!」など

実績を売りにすればその実績に対して

多少高いと思っても言い値を支払う人はいるものです。

むしろ高い方がご利益があるのではないかと思う人さえいるはず。。。


しかし、

「この教育はきっとこの子が大人になった時に役に立つだろう」

というような視点は教育的観点からは崇高であっても

経営面からすると儲からない話となります。



おうち英語というのは

明らかに後者の方で

「子どもが大人になった時に英語が役に立つだろう」

という思いで親は10年、15年と長いスパンで子どもに投資していくのです。

そう考えるとおうち英語に関わる事業で

大きな利益を出そうというのは無理がある話だ~と私は思っています。


いくら子どもの教育のためと言っても

10年も20年も習い事的な位置づけのものに

高額なお金を払い続けることは現実的じゃありません。


すごい富裕層ならそれも可能でしょうが

少なくともわが家はそうではなく

冒頭にもお話ししたように

来年の学費を考えただけで震えが止まらなくなる始末です。
(震えてないで節約しなさい)


そんな私がどうして料金を必要以上に高く設定できようか。

いやできない。(反語)



時々、会員様の中に

私の報酬面を心配してくださる方がいらっしゃいますが

私はバズという場のおかげでJolly Phonicsのレッスンをご提供できており

そちらの方で正当な報酬を頂戴できていると思っていますし、

バズの運営の方に関しては金銭のみが報酬だとは思っておりませんので

どうぞご心配なく(^^)



素敵な出会いも頂戴していますし、

何よりもおうち英語で育った子たちが

将来どんな風に成長してくれるのだろうという

楽しみを会員様の数だけもらっています。


きれいごとを言っているように聞こえるかもしれませんが

教育に携わる人間というのは

そういうことに喜びを見出しているところがあると思っています。


お金というのはなんだかんだ言っても限度があります。

でも人の成長というもの、

特に子どもの成長はまさに青天井であり、無限の可能性があるのです。


そこに喜びを感じられるから

ブラックと言われる労働環境でも世の先生方は頑張っているのかと。

その奉仕の心を搾取することがあってはならないのは確かですが

その心は教育に携わる者は持っているべきだと私は思っています。



ということで、

来年から始まるであろう娘の大学学費の支払いを

大学関係の皆様に感謝してお支払いできるように

今から準備しようと思います。節約するぞ~!

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