中学英語の難化がすごい・・・


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。


今月末に一学期の期末テストがある息子。


今年は3年生で進路に内申点が大きく関わってきますので

やっと息子も真剣になりました💦



ディスレクシア傾向持ちの彼、、、

一人で独学していると

特に文系教科は何かを見落とすという、思い込む、という

自分の弱点がわかっており

サポートを私に求めてきます。。。




実際、漢字、英単語の読み書きのサポートを丁寧にやらないと

思い込んで覚えてしまったり、

あるいは読めないのに文字の形だけ覚えてしまう

ということをやらかすので

時間もメンタルもかなり持っていかれますが

勉強そのものがわからないとかそういうことではないので

塾などに外注できる内容でもなく

親の私がサポートするのはやむを得ないのかなぁ・・・と。



読むことを面倒臭がる、

いや面倒くさがるという言葉は不適切かも・・・

読むことに人より労力と時間を掛け、注意を払わなければならないため

そのイライラを無意識的に回避しようとしてしまうんですよね・・・。


でもそんなことをしていたら

ペーパーテストでは得点することはできないため

正しく理解できているのか言葉掛けをしていきながら

その過程で生じるストレスを

こちらも一緒に受け止めていかねばなりません。


それが結構大変で・・・(^^;



まぁ、ただ、

自分のそういう弱点を

諦めの理由にすることなく

それなりの目標を持って

自分のできる範囲で取り組もうとしてくれているだけでも

まだ有難いかなと思って私も耐え忍ぶ日々です・・・。




そんなこんなで

ここ数日息子の英語も見ているのですが

1学期中間テストの時もおぼろげながら感じてはいましたが

期末テストになってその思いは確信に変わりました。



めちゃめちゃ難しくなってるやん!!!


2年生の頃の教科書・ワークとは確実に別物です。


教科書で使われる単語も

高校で使うような単語がバンバンと出てきてます。


extinction(絶滅)とかですね。



教科書本文はまだいいとして

ワークが格段に難しくなりました。



2年生までのワークは

「どんだけ簡単なんですか・・・」

と言いたくなるくらい初歩の初歩の内容から始まり

全体的に基礎を固めるという内容に終始した物でしたが

今回のワークは普通に難しいです。。。

「えー、いきなりそこ行く?!」みたいな。


コレ、普通の子大丈夫なんでしょうか・・・。

高校で教えてきた経験上、

これがスラスラとできるのは

かなりの上位校に行く子だけだと思いますけど・・・。



いや、上位校に進学する子にでも

まぁまぁ難しいと思います。


問題文が日常生活に即したものになってきているのでしょうが

英作文で

「私のピザがまだ来ていないんです。」

「なんでそんなに確信が?」

「どうしたら彼女に興味を持ってもらえる?」

とかいきなり書けって。


何気に難しくないですか???


教科書にそのフレーズが出てきているわけじゃないんですよ。。。


習った文法項目を「使ってみる」ということを目的にした

英作文コーナーでいきなりここまで求めてくるんです。。。



〝助走なく高飛びですごい高いバーを跳べ!”

と言われている気分にならないかなぁ・・・。



まぁ、定期テストだから

答え覚えていけばそれなりになんとかできるのかもしれませんが

実力テストとかで普通にこういう問題が

バンバン出るようになるってことなんでしょうかね・・・。



去年まで80cmくらいだった高跳びのバーが

いきなり2mくらいまで上げられた気分です。。。

(高跳びに例える必要があるかのか・・・)



そして文法も高校で習う文法項目が前倒しされてきています。


今回の学習指導要領の改訂で

現在完了進行形は中学校で学習することとなり

今回の息子のテスト範囲に出てきてました。



どういう感じで

現在完了の継続と現在完了進行形の違いを

中学生に説明するのかなぁ

と興味津々でしたがめちゃザックリしてましたwww





いろいろと英語の経験値ない子には

キツイんじゃないかな~と思ってしまいますが

みなさん大丈夫なんでしょうか。。。




少なくとも天才ではない

ロバ家系のわが家には普通に取り組んでいたら

非常に厳しいものになっていたと思います。



本当に本当におうち英語やっておいて良かった~

と別の意味で思わされています。。。




「説明で理解すること」と「体感で理解していること」は

やはり大きく違うのだなぁ。。。と

息子の問題の解き方を見ていると思わされますね。




こちらが説明が必要だろうと思うことを

サラッとやってのけたりして拍子抜けすることも多く・・・。



その反面、

「なんでこれができないんだー!!!」

ってことも多いんですが・・・( -_-)



生まれたときから反抗期、

筋金入りの気難しさ、「従順」という言葉とは対極にある息子、、、


そんな息子に本当におうち英語を

施してこれたのか微妙ではありますが

こんな子でもこれまでの環境下で

何らかの英語は吸収できたようで

リスニングはほぼ問題なし、

たどたどしいながらも、超嫌々ながらも、

英語で多少のコミュニケーションが取れる

くらいには成長しました。

(おうち英語界では超レベル低いけど・・・)



そんな彼でも

「私のピザがまだ来ていないんです。」

「なんでそんなに確信が?」

「どうしたら彼女に興味を持ってもらえる?」

が初見でノーヒントで

ほぼ模範解答の英語で書けたり

現在完了の継続と現在完了進行形を使い分けできる

というのは

私には驚き以外の何物でもないのです。。。



「答え見たやろー!」と疑い、

「見てねーわ!!!」という応酬が繰り広げられる醜い親子関係・・・

レベル低い話ですみません💦


5年前まで英単語一つ読めず、もちろん書けず、だった子が

読めて書けているだけでも十分有難いことですが

その読み書きの能力をそれなりに学校英語で発揮できるだけの

英語力が自然に身についていたことは

まさに棚から牡丹餅以外の何物でもなく・・・。



息子に一生懸命

おうち英語を頑張った記憶や思い出が一切ないので

こんな低レベルなことでも

私には神様から金の斧を突然貰えたかのように思えてしまうのです。。。


あぁ、正直者で良かった・・・と。(違うやろ)



わが家の息子は

今年中3で段階的に学習指導要領が変わる学年となりますが

今年の中学1年生はもっと大変なんじゃないかと思います💦



知り合いの方に聞くと

かなりのロケットスタートの内容になっているようで

いきなりcanなど助動詞が1年1学期から出てきたりしている様子。



今までがスロースタート過ぎたのか

今回の改定が小学校での英語の教科化を過剰に評価したものとなっているのか

現時点で判断を下すことはできませんが

実験台にされていることは否めませんよね~~~💦



新しいカリキュラムに対応できず

落ちこぼれてもそれはその子の努力不足とされるんでしょうし・・・。



スロースタートだった時期の頃から

日本の英語教育は乱暴だったことは間違いないのです。


文字の導入など大切なところをすっ飛ばしていましたから。



私個人としてはその乱暴さが

今回の学習指導要領改訂でより増したと感じています。



おうち英語等で

子どものころから英語に親しんできた子には

有利に働くでしょうが

このカリキュラムで有利に立つためには

ちょっとした週1~2回の習い事程度で培える

英語の経験値では足りない気もします。。。


もちろん地頭の良さというのもあるので

子どものころからの英語歴で一概に判断できるわけではありませんが

わが家のように

ディスレクシアはあるわ、地頭はそれほどでもないわ、、、

という子の場合、

おうち英語がなかったらかなり厳しかったかなとは

正直思います。。。




息子の勉強を見ながら

またまた学校英語を憂いている私なのでした。。。



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