小学校でフォニックス学習が導入されればいいのになぁ・・・


 

 

 

 小学校でフォニックス学習が導入されればいいのになぁ・・・

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

2008年に小学校で英語教育が導入されてから早10年経ちました。

2020年には小学校5・6年で英語が【教科】扱いされるようになります。

 

日本での英語教育の充実を目的に導入された

小学校での英語教育ですが、

高校で教えている者として正直な意見を書くと

この10年で生徒の劇的に英語力が伸びてきた

とは全く思いません。

 

英語への抵抗感のやや払拭され、積極性が増したとは思いますが

昔に比べると英語力が雑になってきている印象も受けます。。。

 

「雑」という表現が適切かどうかはわかりませんが、

耳から入る英語へのウェイトが高いのか

【書く】という局面でかなりのレベルの低下がみられるような気がします。

 

とにかく【書けない】のです。

 

確かに早くに英語に触れられるようになりましたが

コミュニケーション重視であることから

簡単な挨拶ですとかゲーム中心になりがちです。

 

中学でもコミュニケーション重視の授業の中で

文法をアクティブラーニング的な活動で学ばせようとすることに

重点が置かれているようで

書くという作業にそれほど時間が割かれていないように思います。

 

ここで私が言っている【書く】というのはWritingのことではなく、

単語レベルの書き取り能力のことです。

 

結局のところ、フォニックスを学ぶ機会を持たせず、

個人の努力で【書く】という能力を補わせているところに

問題があるように感じています。。。

 

フォニックスを習わせずして、

ローマ字はしっかりと小4で学習させているためなのか、

生徒は基本、ローマ字のルールを使って書こうとします。。。

 

それに加えて、

進行形、過去形を学ぶ際に

スペリングが不規則になることがありますが、

例えば

writeという動詞は

現在分詞ではwritingと綴り、

過去分詞ではwrittenと綴って

tの子音の数が異なるだとか、

studyという動詞は

現在分詞ではstudyingだけれども

過去形、過去分詞ではstudiedだとか

暗記だけで覚えようとすると

「もう何が何だかわからないーーーー!!!」

となってしまう単語が何語が存在します。

 

根気のある子、英語に対して意欲がある子は

それでもなんとかそのルールを体得しようとしますが、

英語に興味がない子はそこまでの努力もせず

投げてしまうのですよねぇ・・・。

 

わかっていてもテストでは書けていないので不正解となり、

当然点数は低くでて、

「やっぱり私は英語ができないんだ・・・」

となってしまう悪循環・・・。

 

私もジョリー・フォニックスを深く学ぶまでは

これらのルールを例外ルールとして暗記している派でした。

 

でもジョリーを学んでからは

「なんだ別に例外でもなんでもなくて

フォニックスからすれば実に自然なルールじゃないか!」

と気付くことができたのです。

 

今、自分の授業では時間が許す限り、

小話的な感じでフォニックスを軽く教えていますが、

教科書をメインで進めなければならないという時間的制約があり

すべてを教えることができません(T_T)

 

未消化の気持ちを残すとき、

「小学校でフォニックス学習が導入されればいいのになぁ・・・」

と思ってしまいます。

 

4技能バランス良く、ということが言われていますが、

やはり導入当初からバランス良く行くべきだと

私なんかは思ってしまうのですけどねぇ・・・。

 

 

 

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