ノンネイティブの留学生が教えてくれたこと
ノンネィティブの留学生が教えてくれたこと
Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
以前、マレーシアからの留学生を受け入れたことがあります。
マレーシアというのは大変おもしろい国です。
複合民族国家と呼ばれ
「マレー系マレーシア人」「中華系マレーシア人」「インド系マレーシア人」
3つの人種がそれぞれの言語
「マレー語」
「中国語(広東語・福建語など数種類)」
「ヒンディー語」
を使い、一つの国家として共存・成立しています。
しかしながら、バラバラの言語では意思疎通ができず困ることになりますから
共通言語として【英語】を話しています。
我が家に来た留学生の子は中華系のマレーシア人でした。
留学の書類に書かれていた話せる言語は
【中国語】【マレー語】【英語】【日本語】【広東語】
の五ヶ国語になっていてビックリしました。
のちのちその各言語の実力も明らかになってくるのですが・・・(^^;
日本語以外の言語は
【話す必要があるから話す】
という感じなのですね。
私が彼の実力をチェックできたのは、【英語】と【日本語】なのですが
正直どちらもかなりブロークンでした( -_-)
それでも彼の書類の自己評価は英語はExcellentとなっていました(^^;
彼らの基準は完全に
【通じるか通じないか】
でした。
【正しく話せるか否か】ではありませんでした。
とりあえず、とにかく自分が伝えなければならないことを話す!
正しいか?洗練された表現か?発音は美しいか?なんてことは
まったく気にしていないのです。
私はこれまであまりノンネイティブの人と英語を話した経験がなかったので
彼らのパワーというか独特の流儀に圧倒されてしまいました(^^;
今や英語を話す全体の7割を占める非ネイティブ。
実際に肌で彼らの英語に触れる機会が持てたことは貴重な経験でした。
これが【グロービッシュ】か!と(^^;
グロービッシュとは、Global Englishの略で
フランス人ジャン=ポール・ネリエール氏によって提唱された
簡易ビジネス英語のことです。
グロービッシュについて思うことはありますが、それはまた別の機会に。
今回学んだことは
【正しいかどうかにこだわって黙っていると損をする】
ということ。
英語は最終的にはコミュニケーションツールですから最終的には
【話した者勝ち】という側面も否定できないなと。
もちろんグロービッシュではなく、正確性も大切に育んでいきたいと
思っていますが、あまりにミスを咎め、話す意欲を奪うようなことも
してはいけないと改めて思ったのです。
私の経験が皆様に少しでもシェアできれば・・・。
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