英作文のコツ?!
英作文のコツ?!
Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
英文添削コースを先日始めさせていただいております。
さっそくコースをご利用くださっているお子様の英作文を拝見するたびに
「やはり子供は英作文でもセンスがあるな~」
と感じさせられます。
私が普段英作文の指導をするのは、職業柄、高校生になります。
高校生になりますと、かなり思考レベルが発達しています。
母国語である日本語でかなり深い思考をすることができるように成長しています。
英作文を書くとき、この日本語での思考レベルが障壁となってしまうのです。
自分が普段日本語で使っている表現をそのまま英語に落とし込もうとするので
まったく書くことができなくなってしまうのです。
英語が得意教科であるという生徒でも
母国語と同じレベルまで英語が進んでいる生徒というのはほぼ皆無です。
書きたい内容と自分の英語力にものすごい落差があります。
そういう状態の子に大学入試のお題だけ与えて
「はい、とりあえず書いてみて」と言うのは
目の前に高くそびえる富士山に「はい、まぁ、登ってみてよ」
と言うのと同じ感じではないかと想像します。
普段ものすごくものぐさで超運動不足な私が
「はい、富士山登ってきて」と言われたら
速攻で「無理です!!!」と言うに決まっているので
このように例えると生徒の気持ちがわからないでもありません。
大抵の子は「無理だ~。自分には書けない~。」と
書く前から諦めてしまうことになります。
私が富士山に登ることは
「そうか、じゃあ、やめとこう。諦めよう。」(安堵)
と簡単に決断することができますが、
一生が掛かった大学入試を簡単に諦めてしまうことはできませんから
なんとか英作文が書けるように支援していくことになります。
その時に生徒にするアドバイスと言えば、
「幼稚園児に説明してもわかるように書いてみよう。」
ということです。
これは私が編み出した秘策ではなく、
英語教員間ではよくシェアされているヒントだと思います。
要は
いかに自分の日本語思考レベルを自分の英語レベルまで下げるか
ということです。
このような教材↓も多くの受験生に支持されています。
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上に書いた受験生へのアドバイスは
英語を教科として勉強したノンネィティブには有効かと思うのですが、
冷静に考えると結局のところはレベルを下げているわけで
あまり愉快なものとは言えない気も・・・。
何か釈然としないものが残るような・・・。
だって所詮、妥協案なんじゃ・・・と。(それを言っちゃおしまいよ)
オンライン英会話同様、
英作文においても理想を追求してみたい・・・。
本当の意味でのWriting力を育てるためには
母語である日本語と英語力の乖離が
少ない時期から始めるのが理想なのではないか
と思います。
乖離が少なければ
書くことへのストレスも少ないでしょう。
富士山に登るような感覚は覚えず、
公園の滑り台に登る程度の感覚なのではないでしょうか。
(※注:あくまで40を過ぎた心が汚れた大人がする想像です)
我が家の子どもで言えば、
ギリギリ対象年齢かなと思います。
娘は高校入試の問題集を解くときに
自由英作文の問題でいくつか英文を書いていますが
抵抗感は感じていないようですし、
自分の持っているボキャブラリーと文法能力で
無理なく英文を作っているように感じます。
高校入試の英作文程度ですと
思考力云々もあんまり関係ありませんし、
求められる英語レベル的にも
現在の娘の英語力とあまり乖離がないため
このような結果が得られているのでしょう。
ただこれが大学入試になったらどうかな・・・
と多少危惧しています。
高校生というのは思考レベルが一気に上がる時期でもありますので
その思考レベルに英語力が追い付いていけるだろうか・・・
とは正直不安に思います。
まだ予定でしかありませんが、
我が家の子どもは高校生の時期に海外に1年留学させる予定です。
「その時に年齢相応の英語力にブラッシュアップしてきてよ」
と半ば他力本願的なことが頭をかすめたりもしますが、
日頃から多読などで英語力を磨いていくことは必須であると考えます。
まぁ、時間との戦いですね。どれだけ英語に時間を割けるかということです。
少し話が逸れてしまった気がするので
強引にここで話を戻してみます。
我が家の娘は幼いころから書くということは
まるでスルーさせてしまってきたところがありますので
説得力もなにもないかもしれませんが、
「やっぱり小さい頃から英文を書くということを
当たり前にしておいた方がいいな」
と英文添削で他のお子さんの英文を拝見する度に思います。
実に自然な年齢相応の英語を書いてこられるのです。本当、アッパレ!です。
日本語を英語にムリムリ直した感じがありません。
もちろん細かな修正は必要ですが、
家の補修で言うなら
「そこの家具の配置変えた方がオシャレじゃない?」
ぐらいの修正です。
(↑この例え、伝わっておりますでしょうか?(^^;)
これが英語に小さい頃から触れてこなかった子が
中学生・高校生で英語を書こうとする場合は
「一回解体して土台からやり直さないと・・・」
というレベルの補修となることもよくある話です。
早くからWritingにトライするメリットは
英語を書くことに抵抗感が少なることもその一つですが、
現在のお子さんの英語力を俯瞰することができるのが
最大の魅力かと思います。
課題・修正点がはっきりと見えてきます。
Englishbudsの英文添削コースは
添削だけにとどまらず、
課題をクリアするためのアドバイスをさせていただいたり、
適時オンラインレッスンと連動させるなどして
包括的な支援をさせていただいております。
コースを開設してから
私、MommyKayoが
「手前味噌過ぎるけど、このコースめっちゃいい♪」
と一人で喜んでいるコースでございます(笑)
あ、なんだか最後は宣伝みたいになっちゃいました・・・。
すみません(^^ゞ
よろしければご活用いただければ幸いです(^^)
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