【読書記録】AI vs 教科書が読めない子どもたち
【読書記録】AI vs 教科書が読めない子どもたち
Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
「夏休み中普段できないことをちょっとでもしよう」と
子ども達に言っている手前、
私も時間を作って本を読んでいます。
最近、読んで衝撃を受けた本は
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です。
「教科書が読めない子ども」
これは教育現場に携わるものとして薄々と感じてはいたことでした。
定期テストを作成する際など、
万人に正しく理解されるように、誤解されないように
問題文の記載方法をよく吟味するようにしています。
しかしそれでも試験内容について質問がないか巡回すると、
こちらが「えっ?!」と思わず戸惑ってしまうような読解をする生徒に
出くわすこともしばしばで、英語の前に日本語の心配をしてしまいます。
肌感覚で薄々と思っていたことを数学者の筆者に具体的に理論的に提示され、
かなりこれは恐ろしいことなのだ・・・と読みながら思ってしまいました。
このままAIが進化していくと
人間の仕事の多くがAIに取って代わられる可能性が高いでしょう・・・。
単に「読む」「覚える(暗記)」ということであれば
AIで十分にできてしまうということです。
これは低学力レベル層だけへの警鐘ではなく、
かなり幅広い層への警鐘と言えると思います。
現にMARCHレベルの大学であればAIが合格できるまでに
AIは進化してきているそうですから・・・。
先日、識者の人が
「センター入試にスマホ持ち込みOKにしたら
みんなが高得点を取ることができる。
今、我々が高学歴だと言われる学力はその程度ということ。」
と指摘している記事を読み、
「う~~~~む」とまたまた考えさせられた私です。
これからしばらくは
海外からの労働力が脅威になる職種もあるかと思いますが、
我が子たちが大人になって活躍する頃には
AIがある意味脅威になっているのかも・・・。
その時代を見据えつつ、
子どもに情報や知識を与えていかなければならないなと思います。
真の意味での「頭の良さ」「知力の高さ」とはなんだろう・・・
と改めて考えさせられた1冊でした。
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