大学入試英語の試行テスト
大学入試英語の試行テスト
Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
現高校1年生より大学入試が大幅に変更されます。
どのように変更されるのかが
先日の大学入試試行テストで明らかになったになってきました。
従来のセンター入試では出題されていた
発音・語法の問題が全面カットされ、
リーディングはすべて長文での構成になっていました。
一番大きく変わったところは「リスニング」でしょう。
センター入試では問題文2回読みの30分でしたが、
試行テストでは問題文1回読みの30分に大幅に変更されていました。
実質、問題が2倍になったということになりますね。
そして問題だけではなく配点も大幅UP。
センター入試ではリスニングの配点は50点でしたが
試行テストでは、筆記50点、リスニング50点と配点が同じになりました。
試行テストではリスニングがセンター入試よりも
重視されているという傾向がはっきりしてきました。
これは英語育児っ子にはうれしい変更ですね。
おうち英語っ子のリスニング能力の高さは確かですから。
しかし、一般の高校生には厳しいものとなるでしょう・・・。
どの分野も一朝一夕には伸ばせませんが、
リスニングは本当に短期間で能力を伸ばすことが難しいと感じています。
聞こえない子にはまるで聞こえないんですよね・・・。
高校入試レベルのリスニングにはなんとか対応出来る子でも
大学入試レベルのリスニングスピード・語彙となると
お手上げになってしまう子も少なくありません。
また現場の指導力も問題だと思っています。
高校の英語授業は変わる変わると言われながらも
旧来のリーディング主体の指導が行われている学校が
まだ多いのが現状ではないかと思います。
授業が変われなかったのは
大学入試がリーディング主体だっため
大学入試に的を絞っていくとリーディング主体にならざるを得ない
という事情があったものと思われます。
しかし、この度の新しい大学入試では
リスニングがここまで重視されるわけですから
リスニング能力の育成にも配慮した授業が行われなければなりません。
でも・・・
現場を知っている者として率直に思ってしまうことは
どれだけの先生がリスニング力の養成に精通しているのだろう・・・
ということです。
私自身も
「どうやって教えたらいいんだろう・・・」
と思ってしまいます(^^;
耳を慣らしていく時間・努力が大切なようにも思うのですが、
その時間をどうやって確保していくのか・・・。
難しい課題です・・・( -_-)
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