多読と精読


Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

Englishbudsの会員様に良質な多読の素材をご提供したいということで

3年前よりラズキッズの共同利用をご提供させていただいておりますが

この9月にもう1アカウント増やすことができ、

希望されたすべての会員様に多読の機会をご用意することができました。

その節は多くの方にご協力いただきました。

改めてお礼申し上げます。

 

この機会に改めて

私が思う【多読】についてちょっと書いてみようと思います。

 

ラズキッズ関係で会員の方とやり取りさせていただく中で

「多読は精読とは違うと思うんです」

というようなことを何回かお話させていただいたこともあり、

ブログでもお話させていただこうかなと。

 

私は子どもに英語を与える中で【多読】と【精読】は分けています。

 

我が家における【多読】というのは

子どもが小さいころには私が洋書絵本を読み聞かせしたこと、

現在では子ども自身がラズキッズやネットなどで絵本や物語を読むこと、

という位置づけです。

娯楽的な感じでただ読むということを積み重ねるという感じです。

 

一方【精読】は、

小さい頃は全然やっていませんでした。

 

今、娘はマデルとのレッスンで大学入試向けの長文を読んでいますが

これは流し読みではダメなので【精読】という形で

一つ一つ意味を確認しながら読み進めさせています。

 

息子は中間、期末前に教科書の内容を押さえるくらいですが

まだ中1で難しい内容ではないので精読と言える精読ではないかもしれませんね。

 

というところからお分かりいただけるかもしれませんが

【精読】というのはいわゆる学校での読み方です。

 

それぞれの単語・表現がしっかりと把握できているのか、

全体としての内容理解ができているのか、

ということを確認しながら読んでいきます。

 

この【精読】の読み方を【多読】に持ち込んでしまうと

【多読】ではなくなってしまい、だんだん【多読】が辛くなってきます。

 

思い返していただきたいのですが、

学校での英語のリーディングってそんなにたくさん読みませんでしたよね?

 

今、学校で授業をやっている感じとしては

そのレッスンのボリュームにもよりますが

1レッスンだいたい5、6時間ほど掛けています。

もちろん文法など他の要素も入れているので全部が読みの作業ではありませんが

それでもかなり時間を掛けて細かく読んでいることになります。

 

これを多読として1日に何冊も精読していこうとしたら・・・

それは結構大変です

 

【多読】とは文字通り【多く読む】ことです。

たくさん読めばいいのです。

「この単語の意味はわかったか?」

「ちゃんと内容は正しく理解しているのだろうか?」

なんてことで気を揉む必要はないと思うのです。

 

日本語の絵本を読み聞かせるときのことを考えてみましょう。

 

我が家では子どもが1歳とかそんな頃から

結構な文字量の絵本を読み聞かせてきました。

 

例えば、


などです。

 

この本を読み聞かせた後に

「さて、カラスのパンやさんが焼いたパンは何だったでしょうか?」とか

「カラスの子どもは何羽でしたか?」という質問をすることもありませんでしたし、

「ふわふわという言葉覚えた?今度ふわふわという言葉使って話してね!」

と要求することもありませんでしたし、期待すらしなかったです。

 

というか、これは私だけではなく皆様もそうなのではないでしょうか???

 

日本語の絵本は多読ができているのではないですか???

 

もちろん好きな絵本だと何度も読んで

内容を諳んじてしまうこともあるでしょうが、それはそれです。

 

すべての本を暗唱させようともしないのではないでしょうか。

日本語なら。

 

でもそれが英語の本になると

途端に精読を求めたり、読んだ内容をすぐにアウトプットすることを求めたり、

あるいは暗唱することを強いてしまったり・・・。

 

それらの意識の根底には学校で英語を読んだ精読という読み方が

英語の読み方だと思ってしまっているからではないのかなぁと。

 

もっと楽に多読として英語の絵本を読んでいただきたいな~♪

と願っております。

 

人間の脳というのは私たちが思っているよりも凄いです。

必ず記憶のどこかにストックしていくのですよね。

 

そう信じて

もっと気楽に楽しくたくさん読んでみませんか?

 

わからない単語、読めない単語、そのうちわかるときが来るさ~と

おおらかに毎日コツコツ読んでいけばいいんです。

遊びの範疇で。

それができるのも子どものうちだけ。

 

多読を子ども式と提唱された先生もおられましたが

ざっくざっくと読んでいけるのは子どもならではなんですよね。

 

長くなりそうなのでそれについてはまた次回書いてみたいと思います♪

 

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