早期英語教育反対派の人は今の現状をどう思っているのだろう?



オンライン英語スクール Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

世の中には根強い早期英語教育に対する反対意見があります。

 

・小さいころから英語を勉強させるなんてかわいそう

・母国語の習得に影響する

・幼児期は英語より思考力を伸ばすべき

・大人になってからでも十分習得可能

 

といったことが反対意見に対する理由として挙げられます。

 

我が家は上の娘が赤ちゃんの頃からおうち英語に取り組んでいます。

早いものでもう17年近い歳月が過ぎようとしています。

 

その実体験から、この反対意見のどれにも

「そんなことはないです( ̄_ ̄)」

と言い返すことができます。

 

我が家の子どもたち、

天才や秀才では確かにないですけど

人並み(早期英語教育を受けていない子と同程度)の

思考力や母国語能力はあると思います。

 

時々、英作文千本ノックのような星一徹並みの

鬼企画を立ち上げることはありますが、

おうち英語が原因で

 

 

 

 

 

 

↑こんな修羅場になったことなどはなく

それほどかわいそうなことをしたとは思っていません・・・。

 

 

私が今一番反論したい反対意見は

・大人になってからでも十分習得可能

という反対意見です。

 

反対意見としてこの意見を述べていただくのは結構ですが

「人によっては」という文言を追加していただきたいです。

 

今、そこそこの進学校で英語を見ていますが

かわいそうなくらい英語ができません・・・。

 

語彙は全然足りないし、

英作文は暗唱したものでなければできないし、

文法は難しいと拒否反応を示すし、スペリングはミスしまくりだし、、、。

 

努力しない子たちではないのです。

 

みんな英語を伸ばしたくて

「どうしたらできるようになりますか?」

と聞きに来るくらいモチベーションは高いです。

 

できる限りのアドバイスはしますが、

とにかく忙しい高校生。

 

英語以外にもやらなければならないことが山のようにあります。

 

英語は4技能と言われますが

リーディングができようになっても

リスニングは別のトレーニングが要りますし、

スピーキングも然り。

 

やることがありすぎます。

 

結局、英語ばかりに時間を割くことができず、

英語能力はそれほど伸びず・・・という現状。

 

大人になってからでも十分習得可能

とはこのような例を毎日のように見ている私は言えないです。。。

本人がよほどやる気にならない限り、

英語に特化しない限り、

難しいのではないでしょうか。。。

 

 

きっとこの意見を反対意見に言われる方は

ご自身が英語を大人になってから身につけられたから

それを根拠にそう仰るのでしょう。

 

【自分ができるから他人もできる】

と人は思いがちですが

実際そうではないことが多いように思います。

 

私の周りの話をしても、身近な英語教員の先生方に

おうち英語を実践されている人はいません。

 

同僚にお子さんがお産まれになった時などに

雑談の中で

「おうち英語すれば?」

と言ってDVDなどをプレゼントすることがありますが

誰も深くおうち英語の世界に入っていった人を見たことがありません。

 

深く話を聞いていくと

「自分ができたから自分の子もできるだろう」

と思っておられる節がうかがえます。

 

 

個人の価値観は人それぞれが当たり前で

お互いにそれを尊重すべきだと私は思っているので

別に論破しようとも思わないのですが

社会的に影響力ある人なんかは

この程度の根拠で反対意見を唱えないでほしいと本気で思います。

 

こういう意見を持ち

メディアを通じてその意見が世に出てくるのって

社会的に何か実績を残している優秀な方々なんです。

ノーベル賞受賞者、東大卒、予備校講師、教員などなど・・・。

 

穿った物の言い方をすると

「あなた方の地頭の良さなら

大人になってからでも英語習得できるでしょうよ」

とまで私は思ってしまいます。(性格悪

 

ノーベル賞受賞者の方の

「小学校の時は遊んでばかりいた。成績も悪かった。」

という逸話が語られたりしますが、

私はそういうのはレアケースだと思って真に受けたことはありません。

 

どの例もあくまで他人の経験に過ぎません。

自分や自分の子どもに当てはまるとは限らないのです。

 

真に受けてマネしたところで誰も責任取ってくれませんしね。

 

早期英語教育が反対される背景に

「英語命!

英語が話せるウチの子、天才!」

とばかりに英語を生活の中心にしてしまうような

やりすぎ英語早期教育をされる方を危険視して

【早期英語教育=日本語を疎かにしている】

と捉える人もいますが、

極端な例に目を向けるのはいかがなものでしょう。

 

【天才】とか【やりすぎ】とか

極端な例ばかり取り上げて反対意見の根拠にするとか

庶民の参考になるわけないじゃない・・・。

 

私ももちろん【やりすぎ英語】には大・大・大反対ですよ。

 

我が家はそこまでやらなかったため

バイリンガルと呼べるような逸材には育ちませんでしたが

それでも自分の思うことを英語にする能力は持つ子に育ちました。

 

下の息子も

ディスレクシア的な学習障害で困っていますが

英語そのものができないわけではなく

むしろ小さいころから英語に触れてきたおかげで

なんとかディスレクシア的な障害を克服しようと努力できています。

 

もし英語を公教育だけに任せて

中学生からの本格スタートだったら

ウチの息子は確実に挫折していたと思います。。。

 

子どもが幼いころから

英語に時間を割いて何かを犠牲にしているのではないか

と言う人もいるかもしれませんが、

大きなメリットは得られたものの、

失ったものの見当はつかず。。。

 

強いて言うなら【お金】ぐらい?(^^;

 

 

トータルで車1台ぐらい新車で買えちゃうくらいのお金を

洋書絵本、DVD、オンラインレッスン諸々に支出したかもれませんが

別に惜しくはなく。。。

 

どんぶり勘定家計の私には

実際にいくら支出したかは永遠に不明なわけですが

目の前に新車の車があるよりも

私には子どもの現在の英語の能力の方が価値があるからいいのです。

 

逆に中学生を過ぎた大人になってから

英語習得に掛けるお金の方が対費用効果が悪いんじゃなかろうか

と思います。

 

だいたい英語早期教育に反対する方々って

今の日本人の英語能力を是とされているということなのでしょうか?

これで良し!と?

 

英語教育の変革が叫ばれ、

学習指導要領も何度も変えられ、

大学入試に民間試験を活用しようとしてみたり、

色々政治的な施策は施されてきているように思いますが・・・

 

何も変わっていませんよ( ̄_ ̄)

 

そろそろもっと本質的な、根本的なことに目を向けた方が

良いのではないでしょうか???

 

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