活字好きの子と多読の付き合い方
オンライン英語スクール Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
我が家の娘は小さいころから活字中毒とも言える子でした。
日本語も英語も自力読みできた時期が早く、
日本語はおそらく1歳半過ぎぐらいから、英語も3歳には読めていました。
高校生になった今も読むことが本当に大好きですね。
読むスピードもとても速いです。
息子のディスレクシアを調べていく中で
ハイパーレクシアという
読み書きの能力が一般の子どもよりも
突出している広汎性発達障害なるものがあると知り、
「もしかして娘はハイパーレクシアなのか?」とも思いましたが、
すべてが当てはまっているわけでもないですし
今特に困っている問題があるわけではないので
あまり深堀りしていないで放置しています。。。
ハイパーレクシアとまではいかなくとも
十分な活字中毒であった娘に
日本語・英語ともに多読させるに際して
色々と注意を払ってきたのは確かです。
今日はそんなところもお話してみたいと思います。
【読める=理解している】と思いがちですが
実はそうではないかもしれないという危険性を
お伝えしておいた方が良いかなぁと。
息子とも取り組み、
現在私のオンラインレッスンでもご提供している
ジョリーフォニックスは読み書きに大変優れたメソッドですが、
そのジョリーフォニックスにも唯一欠点らしきものがあります。
ジョリーフォニックスの学習を一通り終えると、
フォニックスのルールを駆使して
たいていの単語が自力読みができるようになります。
未知の単語も読めるようになります。
つまり意味はわからなくても読めるということです。
【読める=理解している】という公式が崩れます。
ジョリーフォニックスを一通り終えたら、
読めるからといって安心せずに
内容理解の方にも注意を払う必要があります。
今、自力読みできるようになってきた息子との
多読活動でもその点に配慮するように気を付けています。
娘が幼かったころにも
本当に意味が分かっているのかどうか訝しく思うシーンがありました。
4歳ぐらいだったかと思うのですが
Little Red Riding Hood (Usborne Listen and Read Story Books) |
Little Red Riding Hoodを娘が音読し終わってすぐに
「ママー!Wolfって何~?」と聞いてきたことが・・・(^^;
娘が読んでいたページには
“Here’s a wolf!!!”という一文とともに
ページ一杯に
オオカミがデカデカと描かれていたのに・・・。
その後は
娘が一人で勝手に音読させる時も大切にしつつ、
娘の傍らに付き、一緒にページをめくりながら
娘に読み聞かせをしてもらい、
私はその都度、絵を指さしたりして、
絵本の絵に目が向くように意識させるよう努めたりしてきました。
また
英文を訳させるのではなく
意味がわかっているか確認する質問をしてみたり。
そうやって質問してみると、
理解が確認できただけでなく、
子どもの言語能力の高さに驚かされたこともありました。
「“each finger”ってどの指?」と聞いたとき、
自分の指を一本ずつ指し、説明してくれ、
eachの意味を正確に理解していていることに
ビックリさせられた思い出も。。。
wolfがわからんのにeachがわかるってどういう仕組みだ!?
と思ってしまいましたが(^^;
インプットというのは
何か一つの素材、方法からだけでできるものではなく、
相互作用があってのものだと思いますので
きっとeachという単語に色々な場面で触れてきていたのでしょうね。。。
しかし娘のケースから見ても
活字が大好きでインプットが多読中心という子の場合は
やっぱり注意が必要なのかなぁと思います。
「スラスラ読んでいるので大丈夫」と思いこまず、
そんな視点でもチェックしてもらえればと思い、
娘の子どもの頃のお話をしてみました。
ご参考になれば(^^)
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