Jolly Phonicsは書く力に♪
オンライン英語スクール Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
英語だけでなく
すべての記述式テストにおいて
書き間違えというのは致命的です。
漢字を間違えるのも
ひらがなを書き間違えるのも
全部✖になってしまいます。
学校のテストを採点しているとき
文法、出題の意図には合っているのに
一か所スベルミスがあるだけで
×にしなければならないときほど
心が痛むことはありません・・・。
定期テストの場合、
問題の配点によっては
部分点という形で
スペルミスを減点という形にする場合もありますが
公的な試験の場合はほとんど×とされるのではないでしょうか。。。
このスペルミスの捉え方、
意外と採点者で考えが分かれているものなんですよね。
「一体どういうものをスペルミスとして採点しているのか」
と、同僚の先生に昔聞いてみたことがあります。
驚くほどに意見が揃いませんでしたねぇ・・・( -_-)
一人の先生は一か所スペルが違うことがスペルミス、
例えば
It’s nice to meet you.をIt’s nice to meat you.となっていても
スペルミスとして△になるという人もいれば
それはすでに意味が変わってしまっているから×だ
という人も。
スペルミスとは並べ替え問題で写し間違えたときのみ
という基準を持つ人もいました。
結局のところ
「これがスペルミスだ!」という
明確な定義は存在していないも同然で
採点者の裁量に委ねられているところが大きいです。
不公平感もあるかと思いますが、
現実はそんな感じで
スペルミスを犯すということは
採点者に運を委ねるようなものなので
結局のところ
間違わないのが最善
ということになります。
ということで、
皆さん、スペルミスをしないように
気をつけましょう( ̄_ ̄)
・・・って
「それを言っちゃあおしめえよ~」
という感じですね(^^;
現実には
スペルミスがないテストなんてほとんどない
と言っても過言ではなく・・・。
逆に
スペルミスが明暗を分けている
と言ってもいいのが現状です。
実際に採点していると
「これは英語のテストなのか
スペリングのテストなのか・・・」
と鬱鬱とした気持ちになってきます。。。
記述式テストである以上
「書くということ」はとても重要になります。
問題なのは
そこまで重要視されるのに
英語の単語を書くという
知識・技能を教えられる機会が
英語の授業に全くないことですね。
日本の中学・高校では
何度も何度もノートに単語を書いて
体で覚えてこい!(ノ`□´)ノ
というスパルタ方式がまだまだ一般的だと思います。
そのスパルタ方式で
英語の複雑な読み書きのルールを体得できる子は
残念ながらほとんどいません。。。
一つ一つの単語をコツコツ覚えるという
【暗記】で対応しているのが現状ですね。
地頭が良く勉強習慣があり
60を超える偏差値の高校に入ってきた子でも
textbookが書けないという子が山のようにいて
昨年はかなり驚きました。。。
textbookが単語テストに入っていれば
暗記してくるので書けるのでしょうが
ほぼノーマークな状態で試験に出てくると
「テキストブック」という音は知っていても
それを文字に書き起こすということはできないのです。
tekistbookとかteksetbookとか書いてしまうのです。。。
textbookと簡単に思える単語ですら
現状はそんな感じです。
高校に入り単語数も増え、
スペリングも複雑に長くなってくると
もう暗記だけで対応していくことは至難の業になってきます。
読めない・書けない単語というものが
山のように増えてきて
英語無理!!!
という流れになっているのではないかと・・・。
今、
私はJolly Phonicsを激推ししていますが
読みだけのためにJolly Phonicsを
お勧めしているのではありません。
Jollyは読めるようになるための手段
と思われる方も多いかもしれませんが、
それは自然の順序として
「読めるようになる」→「書けるようになる」
というのが普通だからです。
そのため
「読めるようになった」ということで
Jollyの効果を強くお感じになるかもしれませんが
私はJollyの力は実は【書く】というところに
一番発揮されるのではないかと
息子の様子を見ていても思います。
フォニックスの知識を持ち合わせていない子には
単語を覚えるというのは
極端なことを言うと
意味のない記号の羅列を覚えるようなものです。
たとえばcalmという単語を
clamとスペルミスする子なんかを見るたびに
そう思います。
英語には
同音異綴りや特殊ルール、
トリッキーワーズなどがありますから
フォニックスの知識がある子でも
単語を暗記で覚えるということはもちろん必要です。
しかし
フォニックスのルールを知っていれば
文字は単なる記号の羅列にはならず
意味付けをして理解したり
音のイメージなどで
イメージ記憶を活用することができます。
息子も娘も、学校の教え子でも
rとlの部分のスペルミスとすることがとても多いです。
ロンドン大学のディスレクシアの文献にもあったのですが
rとlを書き間違えたり聞き間違えるのは
日本語を母語とする者として仕方がない面があるようです。
「じゃあ、仕方がないね・・・」
とはならないのが学校英語( -_-)
この場面でも
Jollyやアクションやお話を知っていることが
暗記の強力な手助けとなります。
Jollyでは
【r】は「犬がタオルを振り回して唸っている音」
【l】は「棒についたアメをなめる」
というストーリーとアクションがあります。
そこで
「この単語は犬だな。こっちはアメだ。」
とJollyを知らない人には
なんのこっちゃとなる意味づけをしていくことができます。
rとlだけでなく
すべての音にアクションとストーリーがあるのが
Jollyの良いところです。
このJollyの多感覚なアプローチは
すべての子に学びの機会を提供するということで
ディスレクシアなど学習障害を持つ子にも
効果が高いと言われます。
私がJolly Phonicsに出会ったきっかけも
息子にディスレクシア傾向がみられたからです。
Jolly Phonicsを学ぶまで
あれだけ読んだり書いたりできなかった息子が
なんとか学校英語にも対応できるようになったことから
Jolly Phonicsはディスレクシアなど学習障害のある子に有益
と確信をもって言うことができます。
しかし
息子だけでなく
ほとんどの子がスペリングに苦労しているのを
学校現場で見ていると
学習障害など特殊な事情がなくても
Jolly Phonicsを学んでおくことは重要だ
と強く思うようになりました。
中学・高校に入ってから
読み、特に書きの負担を減らすことに役立つ
フォニックスを学ぶ機会を持っていただくために
これからも少しでもお役に立てればと思っています♪
その場が提供できる
Englishbudsを始めておいてよかったな~と思う
今日この頃です(^^)
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