Jolly Grammarから私が学んだこと♪



オンライン英語スクール Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

今、4月開講予定のJolly Grammarのカリキュラムを作成しています。

Jolly Grammar1、なかなかのボリュームなのですが

皆さんの学びのスピードを落とさないために

なんとか半期全16回で修了できるようカリキュラムを組んでいるところです。

 

時間を掛けるべきところには時間を掛け、

おうち英語っ子なら対応できそうなところは

内容を少し軽くするという感じで

より良い講座にするためにウンウン唸りながら考えています。

 

これまでもJolly Grammarのトレーニングを受講して

知識としてはJolly Grammarの内容を知っていたつもりでしたが

今回カリキュラムを練る上で

じっくりJolly Grammarの内容に向き合う機会を得、

わかっていたようでJolly Grammarの本当の良さがわかっていなかった!

と反省もしているところです。

 

私は仕事柄、

学校英語で扱われる文法のアプローチ方法を

どうしても中心に考えてしまうところがあり、

始めてJolly Grammar1を学んだとき

「えらい簡単なことから始めるなぁ~。

これはいくらなんでも簡単すぎるでしょ???」

と正直思ってしまっていました。。。

 

 

 

一般的に日本の学校英語では

小学校で英語の簡単な会話表現などを導入し

英語という言語に親しむ素地を養いレディネスを整え、

中学から本格的に英語学習をスタートする

という流れになっていますね。

 

中学1年の最初の英語の授業で

アルファベットを簡単に学習したら

「はい、もうアルファベット読めるね!書けるね!」

と英語の読み書きルールを学ぶフォニックスはすっ飛ばし、

英単語は書いて書いて書きまくり

体を動かすことでその法則を自ら発見せよとばかりに

大量の書き取りの宿題を出して

教科書で頻出する単語を先にいくつか覚えさせ、

その次はカリキュラムに則った文法項目を含む短文が

いきなり教科書のレッスンに出てきます。

 

長年の文法偏重主義の授業への批判から

近頃の学校の英語の授業は

「英語は英語で理解できるように。」

「先生からの説明からではなく

生徒が自ら主体的に学ぶアクティブラーニングが良い」

とされるため、

会話活動やアクティビティ、ゲームなどを通じ、

その文法ルールを「自分で気付く」ことを目標に

授業が構成されています。

 

まったく文法の説明を行わない

というのは現実かなり厳しいため、

必要に応じて日本語でプリントなどを使いながら

文法項目を説明する時間もあるようですが、

その説明で先生はいきなり「be動詞」などという言葉を使うのです。

“What’s 動詞???”と思っている子がクラスにいることなんて

先生はお構いなしです。

 

人は

「自分が知っているものはみんな知っているんだ」

と思うものです。

 

こんなこと今、他人事のように書いてますが、

実は私も同じようなことをちょっと前までやってました。

 

中学では基本、

文法用語を使わずに教えるようにされているようですが

高校ではそんなことお構いなしです。

 

動詞以外にも形容詞だの副詞だ、名詞だと

普通にバンバン使って文法を説明していきます。

 

生徒は中学時代を含めて

一度も「形容詞とは」とか「副詞とは」という

基本用語の説明を受けないまま

知ってて当然という前提で話が進んでいくのです。

 

私も「形容詞」「副詞」などを

授業ではっきりした定義を習った記憶はなく

自分で問題を解いたりしていく上で

なんとなくぼんやりと「これが形容詞ってものか?」という具合に

かなりアバウトなマイルールを構築していったに過ぎません。

だからあまりうまく「副詞は何ぞや」という説明もできなかったという(^^;

 

「自分が知っていることはみんな知っていること」

と私も信じてしまっているところがあったので

授業では普通に生徒もわかっているに違いないと思って

「ここに名詞があるから~」とか「形容詞がどうのこうの」

と説明しちゃってました。

 

しかしその説明がどうも通っているように思えなかったので

教え子に「そもそも形容詞ってなにかわかってる?」と

恐る恐る聞いてみたところ

「わかんない!中学校でも聞いたことない。」と。。。

 

英語の授業では

形容詞や副詞の定義を習ったことがなくても

国語の授業では多少習っているだろうと

思ってしまうかもしれませんが

国文法と英文法の品詞の定義は結構違います。

 

その証拠に私は国語の文法が全然できません。

息子に国語の文法の問題を質問されると

Youtube先生の授業を息子と一緒に見て覚え直しという有様。

(そしてすぐ忘れるバカ親子・・・)

 

高校生になった娘に英語の文法問題を聞かれ

熱弁を振るってみるのですが

結局のところ、娘も品詞やその他の文法用語を

しっかりと理解していないので

私が身振り手振り付きで予備校講師並みに熱く説明しても

宇宙人と話したような顔をして

「何言ってるかよくわからんかったな・・・」

と肩を落として部屋へ戻っていきます。。。

 

私の説明がド下手な可能性も大ですが

でもでも!文法用語をナシで説明するって不可能ですよね。

スポーツでもルールを説明するのに用語がなければ不可能なように

文法を説明するために文法用語は絶対に必要なわけで。

 

その用語を教えることを日本の学校英語では

フォニックスをすっ飛ばすように華麗にすっ飛ばしています。

 

小学校でも中学校でも高校でも

文法用語を教えるられることはないです。

 

では、Jolly Grammarはどうでしょうか。

 

Jolly Grammar1では

英文法の基礎となる内容を学んでいきます。

 

英語の読み書きは文単位で行われ、

そこで使う単語は品詞に分類される

ということを学ぶのがJolly Grammar1のメイン内容となります。

 

日本の学校英語ではすっ飛ばされる

品詞の概念というところからまず丁寧に学んでいくのです。

 

Jolly Grammarでは

英文法を学ぶために大切な知識として

まず最初に、何よりも先に、

品詞が丁寧な丁寧なアプローチで教えてられていることを

カリキュラムを作成する上で改めて実感し、

「なんて日本の学校英語は乱暴なんだ!!!!」

と思えてきました。

 

車の教習所に例えるなら

学校の英語教育は

小学校のうちは英語という乗り物の後部座席に子どもを乗せて

「ほら~、英語って乗り物が乗りこなせたら良くない?!楽しいよ~!」

と子どもに思わせることだけに力を注ぎ、

中学校に入ったら

「英語の乗り物、小学校の頃、乗ったことあるでしょ?

じゃあ、実際に運転してみましょう!」

と車の構造や運転技術もロクに教えもせずに、

いきなり子どもを運転席に座らせて

「はい、直進して!」とか「次はバックね」とか、

「次はS字!」「次はクランク、脱輪するなよ!」

「あー、もう車ぶつけちゃって!危ないじゃん!」

「ちゃんと見てー!注意力足りないよ!」

みたいなことを助手席で偉そうに教官が威張りまくるって感じ?

「そんなんじゃ学科試験受からんよーーー!!!」と脅しまくり、

なんとかみんな学科試験は努力でクリアするのだけれども

基礎の運転技術ができていないから

卒業後はペーパードライバー一直線。。。

 

なんつってねーーーー(^▽^)

と冗談にならないリアルが悲しい・・・( -_-)

 

Jolly PhonicsとJolly Grammarを学ぶことで

いかに日本の学校英語では

大切な初歩のステップをすっ飛ばしているかを

知ることができましたね。。。

 

Jolly PhonicsとJolly Grammarを学ぶ意義が

また一つ腑に落ちて

これはしっかりと広めていきたいな!

と決意を新たにしています(^^)

 

4月から魅力的な講座をご提供できるよう

カリキュラムを練りまくります!

 

募集告知は今週末を予定しております♪

よろしければどうぞご予定ください(^^)

 

 

 

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