学校英語で繋がった英語と日本語♪


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。



最近のTwitterのおうち英語にまつわるツィートでは

早期英語教育が与える日本語への影響、

とりわけ日本語の語彙不足への懸念の話題で

盛り上がっておられるんですかね?!




私はTwitterはヘビーユーザーではなくて

バズの告知などをツィートする以外は

それほど熱心に見ていないので

その論争にTwitterの方では参加していないのですが

ここ数日そういう投稿をよく見かけるので

盛り上がっているのかな~と勝手に推測。



ブログのネタも尽きてきたところなので

そちらの話題に勝手に便乗させていただこうかと思います(^^;




おうち英語どころか言語習得というジャンルは

「こうなったらこうなる」という法則が

導き出されているジャンルではなく、

脳のジャンルの話に関わってくるため

まだまだ【仮説】の域を出ない話かと思います。



極端なことを言うと

壮大な人体実験を自分の子どもを被験者にやってみた!

というのがおうち英語なのかもしれないな・・・

と思ったり・・・(^^;


だからこそ

みんな治験の結果が心配で不安になるのでしょうね・・・。


サンプルも十分にあるとは言えませんし。。。

ワクチンも不安だから打たない人がいるように

そこが不安だから早期英語に批判的な人がいるのかなぁ・・・と。




わが家などは

子どもが上の子は18、下の子は15と

ほぼデータの採取が終わりつつあるようなかなと思います。




結局のところは

ケースバイケースなので

ウチの子たちがこうだからみんなこうだ

という結論を導き出せるものではないのですが

あくまで一つのサンプルとして

英語と日本語の語彙について感じていることを書いてみたいと思います。




わが家は元々が

日本語優位の偏重バイリンガルを狙って

おうち英語を進めてきたおうち英語としてはゆるゆる派で

学校もすべて公立で、

小学校、中学校、高校と

学校で特別な英語教育を受けたことはありません。

幼稚園でさえもインター的な要素は一切なく

英語は本当におうちの中のみという環境でやってきました。



そのため、子どもの母語は明らかに日本語で

これまでの成長過程で英語の方が優位になるということは

ほとんどありませんでした。




強いて言うならば

一番おうち英語に熱く取り組んでいた幼児期には

娘は英語の方が話しやすいのかな?と感じたことはありましたが

学校の学習面に影響を及ぼすほどのことには至りませんでした。




中学校に入学するまでの子どもたちの様子を思い出してみると

英語は英語、日本語は日本語として

脳内で別個に存在していたのではないかなと思います。




現に娘がそんなことをよく言います。



英語は英語で、日本語は日本語だったと。




中学校に入り日本語を介して英語を学ぶようになるまで

娘は英語を話すときは日本語を一切介さず

英語を話していたと言います。


何も考えていなかったと。



中学校に入り、対訳が入ってきたことで

「あぁ、そういう意味だったのか。」

と初めて英語と日本語が繋がった語彙も多くあると言っていました。




中3の時に娘が不意に

「importantって重要なって意味なんだね。

importantはimporantだと思っていた。」

とやや意味不明なことを言っていたことを思い出します。

つまりは別個に娘の脳内で英語と日本語が存在していたのかなと。


高校生になると

さらに抽象的な英単語を多く暗記することが求められるようになり

一般的には大学入試で必要とされる単語がまとまった

単語帳を使って覚える必要が出てきます。



娘も例外ではなく

学校の指導に則って

単語テストのために単語帳を使って単語を確認していますが

テスト範囲を勉強する度に

「へ~、○○って日本語にすると△△だったのか~」

と謎の独り言をブツブツ言いながら

覚えるというより再確認の時間としている感じです。




息子でさえも同じような感じで

時々、学校の英語のテスト勉強をするときに

「○○って△△という意味だったんか・・・」

と言っていることがあるので

抽象度が高い言葉の場合は

ダイレクトに繋げないと繋がらないものなのだな・・・

と思ったりしているところです。



わが家の子どもたちにとっては

この英語と日本語を繋げるという作業をする場

となっている学校英語ですが、

やはりそれなりに子どもたちにとっては負荷がある作業のようです。



現に娘は特に

「小学生の頃の方が英語は楽に話せていた。

何も考えていなかったから・・・。」

と言ったことがあるように

日本語とドンと繋がったことで

やや英語が話しにくいと感じる時期がちょっと前まであったようです。





しかし最近はオンラインレッスンの頻度の割に

発話が落ちてきていないように感じるので

その辺りも克服してきたのかなとも思ったり。。。


それから抽象的な語彙が日本語と繋がったことで

話せる内容も広がってきているように感じます。


娘の母語は日本語で、脳内の思考は日本語で行われてます。


これまでは軽い雑談系の話や自分の興味本位の話だと

英語でもテンポよく話せていたものですが、

ちょっと学術的な難しい内容の話をしようと思うと

英語では途端に発話のスピードが落ちたり、言葉に詰まったり、

ということが見られていたように思います。



でも最近は

その「日本語→英語」の変換スピードがかなりUPしてきたようで

サイエンスの専門的な内容でも

かなりスムーズに話せるようになってきたように

オンラインレッスンを盗み聞きして感じていました。




娘の中で

ハイブリッド型が定着してきたのかなぁ・・・

と思ったりします。


わが家のように

教育を公教育で受けていくと

中学校以降、英語と日本語を結びつけるという作業として

学校英語に取り組む必要が出てくるのではないかと思います。




その時に、

結びつけるべき日本語が

脳内にちゃんとインプットされていることが

必要となってくるわけですが

普通に小学校の授業に対応できているのであれば

それらの日本語を心配する必要はないのではないかなと思います。



日本語と英語が

別に脳内に語彙をストックされることは間違いないと思うのですが

どちらの語彙も勝手に自然にストックされたり

勝手に融合するということはないようなので

語彙を豊かにするという働きかけは

どちらも別々に同じように必要なのかなと思っています。


日本語の語彙を増やすだけでも

結構大変なことなのですが

おうち英語をやっていると

同時に英語でも語彙を増やしていかねばならず

2倍に大変なことは間違いないですね・・・。


常にバランスも意識しないといけないですし

レベルアップも考慮していかなければならない・・・。



わが家の場合は

学校英語で英語と日本語を紐づけ作業をすることで

紐づかない言葉がなく困ったという経験をしていないようなので

極端にどちらかの言語に語彙が偏ってしまっているということはないようだ

と感じている次第です。



まぁ、しかし、

わが家の娘の日本語に一つ問題があるとすれば

それは高低アクセントがおかしい言葉が時々ある💦

ということでしょうか。


高低アクセントとは

「橋」と「箸」などアクセントの違いで

意味が変わる言葉のことですね。



原因は定かではありませんが

本当に時々ではありますが

娘の日本語には不自然なアクセントになっている日本語が混じります。。。



動画視聴などは英語が多く

日本語を音として聞く時間が少なめだったからなのか、

日本語の語彙習得は読書からが多く

間違って思いこんで覚えてしまったからなのか、

もしくは英語のアクセントが一部影響しているのか、

原因はわかりませんが

高低アクセントが不自然すぎる時があり

本人も「私の日本語の発音は時々おかしい。自信がない。」と

これまた謎の発言をしています。。。




あぁ、謎多き言語習得かな・・・

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