多読の目安に♪Lexileについて解説するよ✨


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。

おうち英語において

多読は語彙を増やし、英語力全体を上げていくうえで

とても重要になります。


バズでも多くの方が多読に取り組んでくださっており

Raz-Kids共同利用やBookwormなど

多読を支援する取り組みをご提供しています。


しかしながら

やはり多読で直面する大きな壁として

何をいつ読ませればいいのかわからない

というものがありますよね。


幼児期の洋書絵本は比較的ネット上の情報量も多めですし

ターゲットが明確な分、どの本を選んでも

好みで好き嫌いは出るでしょうが

レベルで困ることというのはありません。


問題になってくるのは

赤ちゃん向けの絵本から

幼児向けの絵本への移行、

そして最大の壁は

絵本からチャプターへの移行ではないかと。


もちろん

どう読ませていくのか

という方法論も大切ではありますが

今日はそこは横に置いておいて

何を読ませるのかの指標となる

Lexileについて解説してみたいと思います♪

Lexileとは?

Lexileの数値はテキストの難易度や

語彙の豊富さに基づいてレベル分けされており

小学生の中学年以下向けの書籍を探したい場合

非常に有益です。


Lexile指標は

主にアメリカをはじめとする英語圏の国々で

広く使用されています。


Raz-Kidsの各レベルも

Lexile Measureを指標に分けてられているんですよ✨


Amazonで洋書をチェックする際、

Lexileレベルが表示されているものもあります。
(※すべてではないところが惜しい💦)



Lexileの対象年齢表は下記の通りとなります。

学年Lexile指数
小-低学年100-600L
小-中学年400-1000L
小-高学年750-1200L
中学生900-1350L
高校生1100-1450L


このLexile指数対象年齢表を確認してから

さきほどのRaz-KidsのCorrelation Chartを見るとですね、

Raz-Kids Z1-Z2レベルはネイティブでは

小学生レベルということなんですね・・・


そりゃ日本の大学共通テストの英語が

ネイティブの小学生でも解けるって言われるわけだ( ̄▽ ̄;



今、バズのBookwormでは

Elementary600L over

Intermediate700L over

を目指して読破していっているわけですが

こういう指標を明確にするとですね

「上がっていかなければならない階段は

まだまだ先まであるんだ!!!」

ということがわかりますよね。。。


ちょっと難しい本を課題本で出すと反乱が起きますが

反乱起こしてる場合じゃないですよw

Lexileを活用した多読のメリット

先のLexileの説明の部分後半のBookwormのお話で

すでにLexileを多読に活用するメリットを

感じていただけたかと思いますが

Lexileは本を選ぶ目安になるだけでなく

様々なメリットがあると感じています。

  1. 適切なレベルの選択
    Lexileスコアに基づいて本を選ぶことで、
    子どもが理解できる範囲内での本に出会えます。
    これにより、難しすぎる本に挑戦することによる挫折を避け、
    自信を持って読書を楽しむことができます。
  2. 興味を引き出す
    Lexileを使って本を探す際に、ジャンルやテーマに応じた選択肢が広がります。
    子どもが興味を持つ分野の本を見つけることで、
    読書への興味をより一層引き出すことができます。
  3. 成長を実感する
    定期的にLexileスコアをチェックすることで、
    子どもの読解力の成長を実感できます。
    これにより、モチベーションを保ちつつ、さらなる挑戦に繋がります。

今のお子さんのLexileレベルを把握する方法としては

Lexileレベルをチェックできるサイトで

Lexile Text Analyzer | Lexile & Quantile Hub

今読んでいる本の一部を入力して測定するのもいいですが

結構面倒ですよね(^^;

その場合はやはりRaz-Kidsを目安にしてみるといいのではないかと。


こちらもかなり幅があるので大雑把すぎますが

ザックリは把握できるかなと。



私の感覚ではLevel Hが読めるようになると

ライトチャプターに楽に挑戦できる感じがするので

Level Hが430~450L程度なのではないかと思っています。


Raz-Kidsでお子さんのリーディングレベルを把握したら

あとは下記サイトなどで

同じLexileレベルでオススメされている本などを

読み込んでいくのがいいと思います。

Find A Book | Lexile & Quantile Hub

List of Kids’ Book Series Sorted by Lexile Level (kidsbookseries.com)

Best Children’s Books by Lexile Levels (the-best-childrens-books.org)

Home – English as a Second Language (ESL) – LibGuides at Wichita State University

Lexileは万能?

ここまでご紹介してきたLexileですが

確かに本を選ぶ時には一定の指標になるので

私も重宝しております。


しかし、残念ながら【万能】とまでは言い難く。。。


サイトによっては同じ本でもLexileレベル表示が

大きく異なる場合もあって

私も振り回されています。。。

100違うとかザラ・・・。


それにやはり本というのは

筆者の文体・文調によって個性が出て

それが読みやすさ、読みにくさに繋がることもあれば

ストーリーのテーマがとっつきにくかったり

文化の違いから

日本の子どもには理解しづらかったり、、、

というLexileだけでは測れない面があるのも事実かと。。。



Lexile以外にも多読の指標は他にもあり、

日本で一番メジャーなのはLexileより

SSS英語多読研究会が提唱しているYL(読みやすさレベル)

なのではないかと思います。


こちらYLレベルは日本人に特化された指数となるため

先に私が指摘したところにも配慮された

レベル分けがされてはいるんですが、

Lexileよりも本に限りがあるんですよね・・・。



当初バズのBookwormではYLレベルで本を選書していましたが

多読の幅を広げるという意味で

YLレベルでの選書に行き詰ったので

近頃はLexileで選ぶようにしています。


でもLexileも決して万能ではないという・・・。


一つの指数ですべてを測ることはできないため

やはり課題本を選ぶ際、

私も情報検索しまくって絞って

最終的には読むしかない・・・

というアナログな手法を取っております。。。


多読一つとっても

おうち英語ってマニュアル化できないものですよねぇ・・・。

ふぅ・・・。


こんな感じで私もまだまだ本選びマスターになれていませんが

一つのお役立ち情報としてLexileをご紹介してみました。


本選びのご参考になれば✨

応援お願いします♪

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村