リニューアルされた英検はおうち英語にとって有利になったか?


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。


今日のInstagram投稿では

Englishbudsの英検対策メニューをご紹介しました。


ということで、

今日のブログは

今年の4月にリニューアルされた英検について

おうち英語的分析を行ってみたいと思います✨



今回の英検リニューアルの一番のポイントは

ライティングに要約問題が新設されたこと

ですよね。


要約問題の導入に伴い、

ライティングの比重が増し、

その分リーディング問題が削られました。



この変更がおうち英語っ子の

英検対策にもたらす影響・課題は正直大きいと思います。



おうち英語っ子が苦手とする

大問1語彙問題が減ったことは歓迎すべきことですが

やはりライティングというのは

英語の実力の全てが容赦なく曝け出されるため

自然に英語を身に着けてきたおうち英語っ子に

不利に働くところもあるセクションで

そこに要約という新たな問題が追加されたのは

なかなかの負担です。



エッセイの方も十分な準備が必要ではありましたが

日頃から自分の言葉で自由に話しているおうち英語っ子なので

フォーマットとなる型にはめて書く練習を積ませ、

よく使う単語のスペルをしっかり確認させることで

評価されるエッセイが書けるように。



しかし、要約というのはそうはいきません。


3級、準2級のEメール問題は

自由英作文の域を出ない出題なので

おうち英語っ子の実力でカバーできるのですが

2級以上の要約は難易度が上がったと感じます。


これまでに求められたことがないスキルのため

バズで受験された方でも練習の段階から

かなり戸惑う方が多かったですね。。。

要約が求められる文字数が案外少なくて

その文字数に収めるための思考、技術というのは

なかなか厳しいものです。


自分の意見を書けるエッセイは

自分の土俵に持ち込むことができますが

要約はそうはいかず、

「これを書いたらOK」という必勝パターンというのも

作れないかな・・・と。



で、過去問も少ないですしね。。。


この要約問題、

やはり苦戦するのは低学年のお子さんになります。


小学生高学年以上、

ディベートに参加くださっている方なんかは

「むしろ要約問題の方が簡単だ。」

という方もいらっしゃるくらいなので

英検協会の意図として

低年齢層の子が上位級に合格することを阻止したいのか?!

と勘ぐってしまうところも(^^;



英語というのはツールなので

英検に限らずどのテストも

純粋な語学のテストというのは作りづらく、

結局、語学+別スキルを常に求められてる気がします。



今回のリニューアルで追加された要約も

分析力と批判的思考力だったり、言い換え力だったり

様々な語学以外のスキルがなければ対応できず・・・。

そう考えると

おうち英語というのは

うまくやればそれらの力も一緒に身に付けられる可能性があるので

総じて新英検にも有利なんではないでしょうか。



英検を勉強(暗記)して突破するタイプの子たちの方が

今回のリニューアルの負担は重いのではないかと想像します。。。



バズの英検におけるスタンスは昔も今も

・英検取得が自信につながるのであれば受けちゃって!

・英検取得が進路に有利になるなら是非受けよう!

・でも英検はあくまで資格試験であって真の英語力は測れないよねぇ。

というものです。


積極的に推奨もしませんし、

バズの会員さんから何級合格しました!ということを

ウリにしていくこともありません。



皆さんに英検が有利に働くのであれば

淡々とそれを支援していくまで。



Englishbudsでは

おうち英語で培ってきた強みを最大限に生かす形で

ナチュラルな英語力をベースに

文法の強化や形式的な練習を取り入れられるよう

サポートしています。



英検対策でライティングに真面目に取り組むことは

文法や構文に特化した学習が少ないおうち英語っ子にとって

良い機会になることは間違いありません。



これからもEnglishbudsでは

皆様のニーズに合わせて適切なサポート体制を

ご提供できるよう努めていきますね!




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