喜びお福分け企画【おうち英語体験談】第58回  光る鍬さん


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。

今日は水曜日!お福分けの日です。

今日の担当はコードネーム「光る鍬」さん

私がいつもの如く、勝手に命名しましたw


命名の由来は、

「使っている鍬は光る」ということわざから。


光る鍬さんの絶え間ない努力、工夫を

私は日頃から讃えております!


子育ては常に葛藤だらけ、、、

光る鍬さんも同じく葛藤を抱えながら

おうち英語頑張ってくださっています。


それでは、まずはお福分けどうぞ~✨

光る鍬さん

息子は小4。おうち英語歴は、一応、10年です。
英語は胎教としても聞いていましたし、1歳になる頃からDWEも始め、宣伝で出てくるスーパーキッズまでいかなくても、将来はきっと英語がペラペラになって、いろんな国の人とディスカッションするに違いない、と思っていましたが、現実は厳しいものでした。

息子はADHD、学習障害(読み書き)と診断されています。

最近の英語の取組みは、
・Englishbudsのフォニックス個人レッスン週1、その宿題(センテンスを読む)
・ここ3年くらい?DWEのトークアロングカードを1日3枚かけてリピートするを毎日やってる(息子、エライ!)
・週1で英会話教室(Peppy kids club)
・TECSの試験、英語の本を時々読む・読み聞かせ(本当に機嫌のよい時)、
・DWEのSBS→CAPの取組み, Challenge Englishをそれぞれ月2~3回、
・DWEのEnglishTVprogrammeの視聴、5分間レッスン
・DWEのかけ流し


昨年の今頃に英検5級を受けて、正答率半分でギリギリ合格。
今年は英検4級を受けたけど、どうやら不合格の模様。2.5回、模擬テストを受けてくれて、それを使って勉強したけど、やっぱり文字が読めない…

こうやって見ると、息子は頑張っています。頑張っているんだけど(少なくとも、私が小学生の頃よりは英語に触れていると思います)、やはり特性が邪魔をしていて、私の思い描いていたようには全く進んでいません。


息子は、日本語も英語も書くのが難しく(かといって、PCのタイピングも苦手)、筆記にとても時間がかかります。
読むのも、日本語でもたどたどしくて、そりゃ、英語も読めないよねぇ…という感じです。

それでも、Englishbudsでフォニックスを教えてもらって、ようやくちょっと読めるようになってきました。

英検の勉強の時も、ちょっと助けてやると、フォニックスを使って単語を読んで、それを自分で聞いて意味を想像する、ということを少しできるようになったように思います。
ただ、学習障害のせいか、読めないフェーズに入ると、読めないのですが…

フォニックスのテキストを読んでいると、読み方のルールに「なるほど!」と思うことがあって、私が学習になっています。面白いですよ。

保育園時代の息子は、話し始めるのが遅く(日本語で)、文字への興味も全くありませんでした。

それに、保育園では、同年齢の子と比べると落ち着くことができない、とか、ひどく緊張してパニック状態になってしまうことがあり、保育園の先生からの勧めで、発達検査や発達相談も受けました。

そこでは、うまく周りの大人がフォローしてあげれば大丈夫でしょう、ということでしたが…

なんとか名前だけはひらがなで書けるようになって、小学校入学。

小学校では、机に座ってられない、ひらがなが書けない、読めない、ということで毎日、小学校の先生から連絡帳での連絡や電話がありました。

小学校の先生からの勧めもあって、発達障害にも精通する病院を受診、ADHDと学習障害(読み書き)の診断を受けました。

保育園の時からそうでしたが、息子の特性で息子に誤解が生まれないよう、、病院の先生や保健所の心理士の先生から息子と接するときの注意点などを聞いたり、発達相談の先生から聞いて、学校はもちろん、すべての習い事の先生やコーチにも伝えました。学年が変わったら、またイチから説明をしに行く必要があります。

もうヘトヘトです。

結局、小学校2年生からは親の判断で支援級に入りました。途中ADHDの薬も飲んでいて非常に効果がありましたが、チックがあることが判明し、ADHDの薬の禁忌にあたることから、ADHDの薬を飲むこともできなくなりました。

支援級にも、理解のある先生、うまい先生、ハズレの先生がいます。
今は、ハズレ。
教室運営もうまく行っていない。

そして、毎日、連絡帳には息子のした「悪いこと」が書かれています。

「そんな先生のもとでがんばってるんだから、家ではラクにさせてあげて~」と神のようなことを言う友人もいますが、親としては、いや、ラクにしてたら、勉強もサッカーもできなくなるし…と心配になってしまいます。

そこで怒ってしまうと、余計に悪くなるって思っていても、怒ってしまいます。

こんなふうに産んだのは私だし、息子は好きで学習障害、ADHDで生まれたわけではないよな、と思っていても、本当に、毎日、毎日、子どもを怒ってしまいます。

本当に、私、この子のこと、嫌いなんだろうなって思います。(ちなみに、出張に行くと、本当に帰りたくないときがあります)

毎日、毎日、そう思うけど、息子は、集中できない日がありながらも、カヨ先生の前ではがんばっているし、
「ほら、光る鍬さん、〇〇君、できてるよ~。」
と、ここでなら、私も肯定的なことを聞ける、そしたら、ちょっと、私も口元もほころぶではないですか。

心配事もたくさん、たくさん。
それが、私の場合、不安すぎて。

できない、ということを未だに割り切れない、納得できない部分がああったり、腑に落ちないことだらけで。

でも、カヨ先生と話していると、不安に思っていることを聞くことができて、なんだか、安心するんです。

この人についていけば大丈夫!!!みたいな。

だから、息子にも欠かせないEnglishbudsですが、子育てする上でEnglishbudsは、息子以上に私に必要な世界なのです。


最近のお福分けでは

英語講師ママさん多いです、

帰国子女ママさん多いです、

とご紹介してきましたが

多彩な人が集まるバズ。


学習障害等の困難を抱えながらも

日々頑張っておられる方も

たくさんおられます。



おうち英語、子どもの中の英語が

様々な形で芽吹いてくる成長を見守る

楽しい一面もあれば、

様々な葛藤を抱え、

先の見えない不安や心配事に心乱されることも。。。


私自身、息子が今春高校卒業ということで

子育てはある意味、終了に向かっているのかな

と思っていますが、

子育てを振り返ってみて、

特に息子の子育てを振り返ってみると

常に自分の価値観、思い込みとの闘いだったなぁ

と思います。



自分が良いと思っている、思い込んでいる方向性に

息子のことを誘導しようとしても上手くいかず

イラついたり、腹を立てたり、

散々足掻いてきました、、、



「なんて育てにくい子なんだ!」と

息子のことをわが子ながら

嫌いになったこと正直あります。


光る鍬さんと一緒ですね。


そんな私の価値観を大きく変えてくれたのは

やはり息子でしたね。


息子が英語が全く読めないことに気付き、

そこでJollyと出会いました。


長年教員として働いてきましたが

学習困難の子が抱える問題の知識は一切なく

努力すればなんでもできるようになると

信じていたところがありました。


Jollyを通じて深く学んでいくことになった

読み書き困難の子が抱える現実を知り

天地がひっくり返るくらいの衝撃を受けました。


そして懺悔の気持ち、、、

息子にもこれまでの教え子たちにも、、、


なんと自分は無理解で無理な要求ばかり

突き付けてきたんだろうか、、、と

大いに反省しました。


そしてバズを通して

多くのお子さんの成長も見守らせていただき

本当に私の価値観は大きく変わりました。


変えてもらった、学ばせてもらった、

という感じですね。


そしておうち英語が持つ可能性の大きさを

息子や読み書き困難を持つ子たちから

教えてもらい続けています。


光る鍬さんの息子さんもその一人です。


俗にバイリンガルになることが

おうち英語の目標・目的とされることが多いですが

おうち英語の可能性とはそれだけではないな

と思います。



わが家の息子の場合、

中学校から英語を本格導入だったり

いわゆる習い事での英語だったら

英語はまったくモノにならなかったと思います。


おうち英語をやってきたから

読み書き困難に早く気付くことができ、

そしてPhonicsの学習が進められるだけの

語彙を自然に習得していた、というのは大きいです。



これは息子だけではなく

光る鍬の息子さんも同じ。


やはり語彙を持っているので

Phonicsの学習がちゃんと進んでいくし

場面場面で「あぁ、ちゃんと英語入ってるな」と

その反応が嬉しくてたまらないときがあり。


子どもはちゃんと与えられたものを

その子のペースで吸収して育っているんだ

と実感させられます。



親が子どものことを心配したり

不安を感じてしまうのは

愛情の裏返しですよね。


大切だからこそ心配するんです。


子どもには

やっぱり一生幸せに暮らしてほしいと願うもの。


何が幸せかは人によって違うとはわかっていても

何が子どもの幸せになるかもわからない。


だったら世間一般で言われている

幸せになる確率が高い一生安泰ルートに

子どもを乗せてあげられるように最大限支援しよう

と思うのは親の常でしょう。



でもそのルートに乗るためのテストって

基本、ペーパーテストなんですよねぇ・・・。


読み書き困難があるって本当にすごいハードルです。


読み書き困難と認定してもらったところで

何か大きな配慮をしてもらえるわけではないです。


「いったいどうしたらいいの?」

と考えるわけですが答えなんてないんです。


できる努力を重ねて

子どもに立ち向かってもらうしかないのです。


しかし、だいたいそもそも

<世間一般で言われている

幸せになる確率が高い一生安泰ルート>

というものも

実は本当は存在せず、

ただの親の先入観、価値観なんじゃないか

と思わされたり、、、


そんな葛藤と闘った子育てでした。。。




親や大人は

そんな大したことはできないのかもしれません。


読み書き困難というのは

今の世間のシステムからすれば凹で

欠落した才能ですよね。


でも人間はみんな凸凹

凹があるなら凸もあります。


いつの日か長所を生かして

楽しく人生を送ってもらえるよう

大人は精一杯できることを支援するんです。



でも凹は読み書き障害だけではないですね。

世の中、いろんな凹があり、

どんなにできる子でも必ず凹はあるわけだから

悩まない人なんていないわけです。


悩まず達観しちゃったらそりゃ仏ですよねw

即身成仏…


だからみんな悩んでいいんです!

不安に思って当たり前なんだと思います。


わが家も大学受験真っただ中で

心配・不安で押しつぶされそうですが

こうして悩むのも

あんな息子でも大事だからということで!


わが子のことを思い悩むこと、不安になることは

親である特権だと考えて

皆さん、これからも

おうち英語のこと、子供の成長について

一緒に一喜一憂しましょうw



何事も積み重ねていけば

必ず芽吹く時が来ると

私は信じております!


そんな気持ちをカルタに✨





来週もお福分けは続く!

次のバズラーは誰かしら?


お福分けで喜び重ねていきましょう💕

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