かけ流し=正解、とは限らない。意味ある音に、育てよう。
Englishbuds 管理人 MommyKayo です。
おうち英語の世界では、
「まずは英語の音に慣れさせることが大事」
という考え方が広く浸透しています。
その結果、「とりあえずかけ流ししてます」という声をよく聞くようになりました。
でも、ちょっと待ってください。
“かけ流している”つもりが、“垂れ流し”になっていませんか?
「かけ流ししてるのに、なかなか話せなくて…」の正体
たとえばよくある声:
- DWEのSing Alongをとりあえず毎日流してます
- 英語の歌をBGMにしてます
- 子どもが聞いてなくても、とにかく英語環境を作ろうと…
もちろん、耳からのインプットはとても大切です。
ですが、それだけで英語が自然に身につくかというと…実は、そうとは限りません。
英語の「音」は、「意味」と出会ってこそ言葉になる
たとえば、K-POPを毎日聴いていても、
韓国語がペラペラになる人ってなかなかいませんよね。
理由はシンプル。
音として聞いているだけでは、言葉として使えるようにはならないから。
言葉として機能するためには、意味づけが必要なんです。
ヘレン・ケラーの“water”が教えてくれること
有名なエピソードに、ヘレン・ケラーが“water”の意味をつかんだ瞬間があります。
水に触れ、その感覚と“water”という音が結びついたとき、はじめてそれは「言葉」になりました。
これは、私たちのおうち英語でも同じこと。
音を“意味ある音”に変えることが、言葉の習得につながります。
サリバン先生からおうち英語のヒントを得る♪ | Englishbuds
「意味ある音に育てる」ために、できること
かけ流しを**“意味のあるインプット”**に変えるために、こんな工夫がおすすめです:
- 一緒に歌える・内容を知っている曲を選ぶ
- 絵本や動画と連動させて音声を流す
- 歌詞の意味を話しながら聴く
- 動作や体験とリンクさせる
ただ流すだけでなく、「知っている」「体験したことがある」内容と結びつけることがポイントです。
まとめ:かけ流しを「ことば」に育てる視点を持とう
「かけ流しているから安心」ではなく、
**“その音がちゃんと届いているか?”**という視点を持つことが大切です。
音がことばになる瞬間をつくるには、
子どもの経験・理解・感情と結びつける工夫が必要です。
これからもEnglishbudsは、
そんな“意味ある音”との出会いを、親子で楽しめるようサポートしていきます🌱
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