おうち英語×臨界期神話にサヨナラ
Englishbuds 管理人 MommyKayo です。
おうち英語の「臨界期」って、すごく誤解されていると思います。
“幼児期を逃すともう無理”とか、
“ネイティブみたいに話せるのは小さいうちだけ”とか。
そんなイメージが先走って、
「早く始めなきゃ」ばかりが強調されていませんかね?
もちろん、幼児期に英語を始めるメリットは大きいです。
耳が柔らかく、模倣の力が強い時期にインプットを増やすのは理にかなっています。
でも、それが「それ以降は遅い」という意味にはなりません。
🧠 臨界期とは「自動吸収のピーク」であって「限界」ではない
今、よく言われている“おうち英語の臨界期”は、
「無意識で吸収できる時期」のことを指しています。
つまり、“聞いているうちに自然に話せるようになる”という魔法が使える時期。
でも、そこを過ぎても“意識して学ぶ力”はしっかり残っています。
小学生以降は、脳の仕組みが「理解と整理」に強くなる。
だから、英語のルールや構造を意識的に学ぶ方が合っているんです。
👶 幼児期と学童期のちがいを理解する
幼児期は、耳から入る英語を感覚的にまねて吸収する時期。
英語を「遊びの中で覚える」フェーズです。
でも学童期に入ると、
「なぜ?」「どうして?」と考える力がぐんと伸びます。
これは言語習得にとっても強力な武器。
たとえば、フォニックスで音と文字の関係を理解したり、
“なぜこの語順になるのか”を整理したり。
頭を使って「納得して覚える」力が出てくるんです。
つまり、幼児期の英語は“感覚で覚える英語”。
学童期の英語は“考えて積み上げる英語”。
どちらにも強みがある。
ただ、アプローチが違うだけなんです。
📘 小学生からの再設計
小学生から英語をやり直すなら、“リセット”ではなく“再設計”の発想が大事です。
- フォニックスで音と文字をつなぎ直す
- 毎日3分の音読を習慣にする
- 100冊読む体験で「読む脳」を育てる
- 日本語の文法理解を英語に生かす
派手さはないけれど、確実に積み上がる方法。
この「地味な努力」が、長く続くおうち英語のいちばんの強みです。
🏡 外注では完結しないシステム
ただ、この方法はどうしても“家庭の力”が必要です。
理論的には十分可能でも、外注では完結しない。
ここが、このシステムの致命傷でもあり、
同時に「おうち英語の本質」でもあると思っています。
結局、コツコツ家で続けられるかどうか。
それが一番の分かれ道です。
だからこそ広まりにくい。。。
でも、「やってみたい」と思う人がいるなら、
Englishbudsはその気持ちを全力で応援したいと思っています✨
この秋スタートしたMinecraft Starter Editionもこの思いの一環です。
おうち英語プロ向けメニューばかりでなく、
初心者向けの方のメニューも厚くしていきたいと思っています。
おうち英語は、“早く始める”よりも“続ける”が大事。
臨界期という言葉に縛られすぎず、
今の年齢でできる最善を積み上げていけば、
子どもはちゃんと伸びます。
コツコツ積み上げる力は、
どの年齢でも一番効果的です✨
小学生スタート組も諦めないでくださいね💛
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