やりすぎ英語の危険性~セミリンガル~
やりすぎ英語の危険性~セミリンガル~
Englishbuz管理人 Mommy Kayo です。
日本において幼児期から英語を子供に与える目的は、細かな目的の違いはあれど、お子様をバイリンガルにすることが目的になっているでしょう。
バイリンガルとは、ご存知の通り2ヶ国語話者のことです。日本であれば、たいてい日本語と英語のバイリンガルのことを指すでしょう。
もし幼児期に英語など他言語に触れる環境を与えなければ、モノリンガル(1ヶ国語話者)として日本語を母語として育ちます。
では、セミリンガルとは?
セミリンガルとは、【どの言語も年齢状態に達していない、つまりどちらの言語も中途半端な状態】という別の表現で言うならば、【母語が確立できていない状態】のことを指します。
母語の確立ができているかどうかは、抽象的思考が始まる9・10歳頃にはっきりとし始めます。
それまではなかなかこの問題は表面化してきません。
通常、【日本語を話している=日本語ができる=日本語が母語である】と考えます。
しかし、↑上記考え方は正しくありません。
「日本語を話しているから安心。」とは言えないのです。
そしてこの問題の恐ろしいところは、【母語が確立してない】という問題が発覚しても「時すでに遅し」なのです。
【母語が確立していない】=【抽象的思考ができない】ということですから、すべての学習の障壁となってしまいます。
日本人として日本に活動拠点を置く人生を送ることを前提にするならば、日本語を母語として必ず確立させる必要があります。
母語は、一説によると2~12歳の10年間ほどの長きに渡って形成されていくものなのです。
1年や2年という短期でなんとかできるわけでもありませんし、12歳以降に策を講じても母語を確立させることはほぼ不可能だと言われています。
ですから、母語確立の大切な時期、幼児期に母語確立の観点を忘れ、英語育児に重きを置きすぎることがいかに危険なことがおわかりいただけるでしょう。
私が自分の子供たちに与えた英語環境をこれからご紹介していきますが、もしかしたら少々物足りないようにお感じになるかもしれません。
しかし、私はこの【セミリンガル問題】を常に念頭に置いて、英語育児を行ってきました。
今、私の子供たちは問題なく日本語が母語として育っていると思います。
そして英語もしっかりと根付いてくれていると感じています。
やりすぎなくても立派に【英語が得意な子】に育てることができる。
それをブログでお伝えしていけたら・・・と考えています。
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