正直小学校の先生は気の毒だと思う。。。


 正直小学校の先生は気の毒だと思う。。。

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

小学校で英語が教科になることに関して

もう少しつぶやいてみたいなと思います。

 

昨日のブログで

中途半端な指導者

という大変失礼な表現をしてしまいましたが、

小学校の先生に対しては深い同情を感じています。

 

小学校の先生方も中途半端にやりたいとは

決して思っておられないと思うのですよね。

 

無理矢理、中途半端な状態でやらされている、

というのが現状なのだろうと・・・。

 

数時間、数日の研修を受けただけで

「はい、頑張ってください」

と任されてしまうのは本当に辛いだろうなと思います。

 

私も突然、

「はい、あなた大学でドイツ語を第二言語として履修してたでしょ。

今度から英語に加えてドイツ語も教えてください」

と言われたら、本当に途方に暮れると思います。。。

 

いくらCDや指導案を用意してもらったとしても

授業ができる気がしません(´Д⊂

 

それと同じことだと思うと

本当に気の毒でなりません。

 

子供の小学校で

授業参観の時に英語の時間を見る機会があったのですが、

その授業では年配の女の先生がALTの先生と

チームティーチングをしておられました。

 

その授業は

年配の女の先生が困った顔でこどもに

「『お願いします』って英語でなんというんだっけ?」

と聞くところから始まりました。

 

起立、礼の代わりになる挨拶に困っておられる様子でした。

 

結局、その年配の先生が

「そうだ、英語ではお願いする時Pleaseって言うね。

みんなで「Please」とALTの先生に言いましょう!」

と指示し、

子供たちが一斉に「プリーズッッッ!」と言いながら

礼をするという摩訶不思議な光景から授業が始まったのです。。。

 

文科省は

小学校での外国語指導は子供たちの実情を

一番よく知る担任によって行われるのが最も望ましい

と担任に英語も指導させていますが、

果たしてそうなのでしょうか???

 

本当のところは

「人材を確保する予算がない」

のではないかと思っています。

 

でも仮にその予算が付いたとしても

厳しい現実が待っていると思います。

 

先日のブログにも書きましたが、

中学・高校の採用試験を受けた現場の先生でも

微妙な英語力のまま教壇に立っている人がいるのです。

 

さらに新たに大量の人員を確保するというのは

本当に難しいと思います。。。

 

教員免許という問題もありますし。

 

とにもかくにも

中途半端な早期英語教育だけは

早くやめていただきたいなぁと思ってしまうのでした。

 

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