言語習得にはたくさんの人と話すことが必要だと思う
言語習得にはたくさんの人と話すことが必要だと思う
Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
我が家では海外からの高校生のホームステイを受け入れていますが
いつも彼らとコミュニケーションする時に思うことがあります。
それは
【言語習得のためにはたくさんの人と話すことが必要】
ということです。
ほとんど日本語が話せない状態で我が家にやってくる留学生たち。
これまで5人受け入れてきましたが、ほぼ全員同じ過程を経て
日本語が話せるようになっていきます。
まずは英語中心でコミュニケーションを取らなければならない時期が
1~2ヶ月ほど続き、そして段々と日本語の比率が高くなっていき、
最終的には日本語だけでのコミュニケーションが可能になる、という感じです。
そして
一番楽にコミュニケーションできる相手
というのが出てきます。
それは、
ホストマザーである私
です。
理由は簡単で
【一番コミュニケーションする時間が長いから】
です。
たくさんコミュニケーションしていく中で
様々なことが自然と蓄積されていきます。
お互いの話し方のクセ、
持っている語彙、
よく使う表現などなど。
あうんの呼吸ともいうべきものが
いつの間にか醸成され、
コミュニケーションが楽にできるようになってきます。
ホストマザーである私と留学生の間で
日本語だけでコミュニケーションが取れるようになったからといって
その留学生は誰とでも日本語でコミュニケーションが
不足なく取れる能力を身に付けたということではないのですよね・・・。
次の壁が存在します。
たいていの留学生は
「他の人が話している日本語がわかりずらい」
と言い、悩みます。
ホストマザーである私は毎日の積み重ねで
その子がどんな言葉を知っていて、なんの言葉が知らないか、
理解した上で言葉を選んで話します。
だから、留学生たちもわからない言葉・表現が少なく、
私の言うことはほぼ100%理解できるのですね。
しかし、学校や地域社会で出会う人たちは違います。
そんなバックグラウンドの知識なしに
バンバンと話してきたり、私が使う言いまわしと違う表現を
遠慮なしに使ってくれるものですから
「全然わからない・・・」
となってしまうのですね。
でもこれもまた経験を積み重ねるしかないのです。
学校でたくさんの人と積極的に話すこと、
学校だけでなく、先生やいろいろな世代の人と話すこと、
そういう機会を設けることで
本当に通じる日本語というのが完成していきます。
英語も同じだと思うのです。
特定の同じ人とばかり話していては
私と留学生の間のコミュニケーションと同じで
誰とでも話せる言語になったとは言えません。
私も旅先などで全く面識のない初めての人と英語で話すと
面食らうことがよくあります。
その人、独特の表現・発音に慣れていくまで頭の中で
小さな混乱が起こることもしばしばです。
でもこれも経験なんだなと。
普段練習を積むということで話すまではできなくても
TEDなんかで様々な国の様々な分野の人のスピーチを聞くだけで
かなりの経験値を自分の中に溜め込むことができると感じています。
我が子も長年メル先生にお世話になってきましたが、
途中メル先生が病気でオンライン英会話から離れられた時期がありました。
子供は他の先生とのレッスンを嫌がり、新しい先生を探すのに
また一苦労しましたが、結果的には多くの人と話すチャンスができて
良かったのだと今は思います。
Englishbudsも念願叶って
複数名の講師の先生のレッスンをご用意することができました。
レッスンの混雑緩和だけが目的だったわけではなく、
実は私のこんな思いも講師の増員にはありました。
よろしければ
たくさんの人とお話しして
英語の守備範囲をどんどん広げていってくださいね♪
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