アナリティック・フォニックス


 アナリティック・フォニックス

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

前回のブログにて

フォニックスには大きく分けて2種類あると書きました。

 

今回はそのうちの1つ、

アナリティック・フォニックスについてお話ししてみたいと思います。

 

アナリティック・フォニックスは

アメリカは主流のフォニックスです。

 

日本人は基本アメリカ英語を学ぼうとしますから、

日本人がフォニックスとして触れるフォニックスが

アナリティックフォニックスであることも自然な流れでしょう。

多分に漏れず、私も知らず知らずでしたが

アナリティック・フォニックスの教材を子どもに与えていました。

 

このアナリティック・フォニックスは

【分解フォニックス】

とも呼ばれます。

 

平たく言えば、

すでに知っている単語を分析・分解して綴りのルールを学ぼう

というフォニックスです。

 

つまり、このアナリティク・フォニックスを習得するには

・ある程度すでに読めること

・その単語をすでに知っていること

・十分に英語の音のシャワーを浴びている

という前提

があって初めて学ぶレールに乗ることができるのです。

 

またアナリティック(分析・解析)という性質からなのか

・アルファベット順にaから順番に学習

という順番で頻出度順ではないため

単語を自力で読めるようになるまで

かなりの時間を要します。

 

アメリカの現地の小学校でアナリティック・フォニックスを

すべて教えるのに何年掛かるかお分かりになりますか?

 

私はこの年数をセミナーで聞いて心底ビックリしました。

 

なんと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年

 

 

 

 

 

も掛かるということなのです。Σ(・□・;)

 

フォニックスを習い始める前に英単語のストック数が

相当あるネイティブの子でさえ、

アナリティック・フォニックスを順に習っていくと

3年もの月日が掛かるということなのです。。。

 

山下先生によると、

小学校で習い始めて3年も経つと

その間に母語として英語に触れていく中で

Whole Languageメソッド的なもので

自然に読みを習得していく子がほとんどで

フォニックスを習ったから読めるようになる

というわけでもなさそうな感じということでした。

 

そりゃそうですよね・・・(^^;

 

なぜにこのアナリティック・フォニックスを

完全に学習するのにネイティブでも3年という月日が必要なのか

ということを考えていきますと、

アナリティック・フォニックスは

ある意味、実戦的というよりも【学問】になってしまっている

とその特徴から感じます。

 

アナリティック・フォニックスの特徴とは、

・頻出度を無視したアルファベット順で学習

・大文字、小文字同時学習

・「文字の名前」と「文字の音」を同時学習

・読みの練習は基本の26文字が終わるまでナシ

というものです。

 

【お勉強】という感じがしませんか?(^^;

 

だからお勉強嫌いの私には

アナリティック・フォニックスはつまらなく感じたのかも(笑)

 

まして3年も石の上に座って勉強できるタイプでもありませんから

サラッとDVDを見ただけ、CDを聞いただけですもん。

アナリティック・フォニックスを使って

英単語が読めるようになるわけない・・・( -_-)

 

これまで自分が取り組んできたことが(そんな真剣にやってなかったけど(^^;)

ガラガラと崩れ、私には本当に衝撃的でした。

 

さて、次回は私にそれほどまでの衝撃を与えた

ジョリーフォニックスについてお話ししてみたいと思います(^^)

 

では、また次回。

お読みいただき、ありがとうございました♪

 

 

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