国際翻訳デー


 

国際翻訳デー

Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。

 

世の中いろいろな記念日がありますね。

私の車のカーナビは朝エンジンを掛けると

その日の記念日を教えてくれるのですが、

「え?そんな記念日あるの?」と思うこともしばしば、

だいたい毎日記念日があることにも驚いております(^^;

 

昨日9月30日は【国際翻訳デー】でした。

国際翻訳デーは、

2017年5月の国連総会で

「国どうしを結び、平和と理解、発展を育むうえで専門の翻訳者が果たす役割」を重視する決議が採択され、9月30日が「国際翻訳デー(International Translation Day)」

と公式に認定された記念日だそうです。

 

昨年制定された記念日ですので認知度が低いのはやむを得ないですね。

 

言葉・文化が異なる国・民族が

お互いに理解し合うために、意思疎通するために、

【翻訳】という作業は絶対必要なことと思います。

 

確かになくてはならない職業ですね。

 

日頃なかなか感謝することがありませんから

記念日ができたのはいいことかもしません。





しかし、末端の末端ではありますが

日々言語に携わっている者として思うことは、

完璧な翻訳など存在しないということです。

 

ニュアンスを伝えることは可能であっても

完全にその言語が意図するところを他の言語に変換するというのは

非常に難しいところだと思います。

 

最近は翻訳のAI化も進んできていますが、

完ぺきとは程遠い感じがしますよね。

 

洋画を見ていても

「確かにニュアンスとしてはそうだけど・・・」

ということを積み重ねていった結果、

最終的に映画が伝えるイメージが変わってしまってないだろうか?

と思う作品もあるような気がしています。。。

 

翻訳にお世話になることは必要なのは事実ですが、

翻訳ばかりに頼っていてはいけないのではないかと思うのも事実。

 

訳すという作業はニュアンスの置き換えでもありますから、

訳者のバイアスを通してのものとなってしまうこともあるのではないかと。

 

言い換えてみれば、

他人に思考を委ねる状態にもなりかねない

とも思ってしまうのです。

 

一番望ましいのは

その言語を自ら学ぶことですよね。

 

しかしこの世に存在する6,900もの言語を

全て学ぶことは不可能ですのです(^^;

 

翻訳に頼る時は頼りつつも、

世界共通語としての役割を担う英語ぐらいは

自分でしっかりと意味を汲み取れるようになりたいものだ

子どもにもそうなって欲しい

と考えた昨日【国際翻訳デー】でした。

 

といいつつ、昨日の大半は台風のことばっかり気にしていました・・・( -_-)

皆様が台風による被害を受けておられないと良いのですが。。。

 

今年は本当に災害の当たり年ですね・・・。

 

 

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