語学はほとんど価値を生み出さない
語学はほとんど価値を生み出さない
Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
このネタは「英語育児あるある?!」で書こうかと思ったくらいなのですが、
ちょっと伝えたいニュアンスが違うなと思い、普通にタイトルを付けました。
我が家の娘、時々「天才」扱いをされることがあります・・・。
卒業アルバムの寄せ書きにも
「天才へ!私みたいなバカと遊んでくれてありがとね♪」
などと書かれていたり・・・(^^;
娘だけでなく、
こんな普通の中年女の私でも
「メチャメチャ賢いですよね!」
と言ってもらえることがあります・・・。(社交辞令だと思うけど・・・)
娘は私から見れば天才でも何でもなく凡才だと思いますし、
私もどこにでもいる40過ぎのオバハンです。
天才とかめちゃ賢いと周囲に誤解されている理由は
「英語ができる」
ということが大きいのだと思います。。。
でも!
この「英語ができる=賢い・天才」というのは全くもって証明できないのです。
海外に行けば【英語は話せるけどバカ】という人が五万といます。(断言しちゃうぞ)
日本人が「英語ができる=賢い・天才」と思ってしまうのは
ハッキリ言ってしまうと
日本人独特のコンプレックスがベースになっているのですよね・・・。
語学はほとんど価値を生み出さないのです。
私は一応、英語でご飯を食べている人間ですが、
純粋に英語だけでお給料をもらえているとは思っていません。
ネィティブだったら誰でも英語を教えられるかというとそうではないように
やはり教えるという技術もあって私の仕事は成り立っているように思うのです。
そんな偉そうなことを言うと
私がめちゃめちゃ教え方が上手いみたいですけど
そんなことはなく、まだまだ勉強の身です・・・。
こんなんでお給料もらっちゃってホントすみません、と思っています。
何かを極めるのは難しいですね・・・。
そんな私の思いもあって
私は子どもたちに英語を与えて育ててきたものの、
「大学で英語を専攻することは英語教員が夢でない限りダメ」
と伝え続けてきました。
専門技能・能力にプラスα、そのプラスαの中に英語がある
というのが我が家のスタンスです。
なので
英語ができるから天才・賢いなんて思わないわけです。
「みんな違って みんないい」
が私の座右の銘ですので、
どのようなポリシーの元で英語育児をされても良いと思っています。
しかし、サポート業務などをさせていただいていることもあり、
私の考えはしっかりと表明しておくべきだと常々思っており、
改めて書いてみました。
英語育児というのは
ネイティブ亜種を養成するものであってはならない
とも思います。
中身のある英語を話せる子になるために助ける手段であるべきかと。
中身となる、自分の強み、興味があることを
深くしっかり学び、抽象的な思考に耐えうる母語を保証した上で
英語を負担のない形で子どもに与えてあげる、
私の理想とする英語育児はこんな感じですね。
「英語ができると賢そう」
こんなイメージだけで暴走しないで欲しいと思い
余計なお世話な内容のブログ書いてみました
事実、英語が話せても
娘は数学で人並みならぬ苦労を重ねておりますよ~。
何でもできちゃうわけじゃありません。
イメージに囚われて、
小さい頃から英語だけに特化してしまわないようにしてくださいね~。
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