教育と経済・・・
教育と経済・・・
Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
日本は諸先進国に比べて
教育にお金を投じない国だと言われています。
国や自治体があまり予算を教育に割かないため
各家庭にその負担が来ると指摘される記事をしばしば目にします。
経済格差が教育格差に直結するということもよく言われることですが
教育にある程度のお金を投じることができる家庭は家庭で
よくその投資先を吟味しないと経済的な食いものにされてしまうこともあるようです。
先日興味深い記事を見つけましたのでシェアします。
教育とビジネスというのはなかなか融合させるのが難しい分野かもしれません。
ビジネス的な生産性・効率性を教育に求めるというのは難しいと思います。
相容れない考え方があるというか・・・。
よく学校はブラック企業だと言われます。
近頃は働き方改革が学校現場にも入ってきて
・夜18時以降は電話が繋がらない
・部活動の活動制限
など教員の負担軽減が図られるようにもなってきましたが
それでも十分ブラックだと思います(^^;
経済的な報酬だけを考えたらとてもできない仕事だな・・・と思います。
私は現在非常勤講師という身分で勤務しています。
給与体系のさらなる改悪が噂されていますが、
現状も非常勤講師の職だけで生活していくのは難しいのではないかと思います。
私はパート的な立場で働いていますので
現在の給与体系でも問題ありませんが
将来教員を目指すために採用試験に合格するまでのつなぎとして
非常勤講師をしている若い先生は大変だろうなぁ・・・と思います。
非常勤講師は賞与や社会保険は基本なく、
各自治体により差はありますがだいたい
1授業×2,500~2,700円というのが相場ではないかと思います。
50分2,500円と聞くとそれなりの時給に感じるかもしれませんが
授業準備も必要ですし、採点、提出物のチェックなどを含めていくと
「実際の時給単価はいくら?!( ̄▽ ̄;」
と怖くて計算できないぐらいです。
先に出てきた記事のように経済的なことを考え給与単価をあげたいなら
いかに手を抜くかというのが大切になってしまいますよね・・・。
私は現場で得られる情報・経験がプライスレスだと思っていますし
経済的にも大黒柱になる必要がない立場のため
この条件でもやっていますが
冷静に考えれば奉仕、悪く言えば搾取に近いじゃないか・・・と思ってしまいます。
非常勤講師が一番待遇が悪いと思いますが、
専任のほかの先生もブラックであることは間違いなく・・・。
実際に教育現場は教員の奉仕精神に支えられている面が大きいと思います。。。
この奉仕精神に依存し過ぎる現在のシステムは確かにいかがなものかとも思いますが
私はこの奉仕精神という精神を教育から切り離してしまうこともできないなぁと思います。
結局、この奉仕精神というのを切り離してしまうと
先にご紹介した記事のような状態になってしまう恐れがあり・・・。
Englishbudsの運営にしても
一定の奉仕精神を大切にするように心がけています。
フィリピン在住の講師の先生が十分な生活を送れる賃金を保障しつつ、
良質なレッスン・サービスを多くの方に受けていただけるように
レッスン料等をなるべく抑えるというこの2つの考えを両立していくと
やはりどこかで奉仕精神を発揮しないと成り立たないというのは事実です。
そう考えるとやはり
Englishbudsはビジネスではなく教育なのだ
と思います。
ハゲタカスクールにならないように
これからも良心的な運営を心掛けてまいります(^^;
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