小学校の英語が心配・・・
Englishbuds 管理人 MommyKayo です。
おとといの月曜日、
久しぶりに仲良しのママ友と会っておしゃべりを楽しんできました♪
その方の息子君、今年めでたく中1になったのですが、
中学校のことなどいろいろと取り留めなく話していたら
「ねーねー、ちょっと聞いて!
息子の中学校、入学してすぐに学力テストがあったのよ。
なんと英語もあってさー!ビックリしちゃったわ!」と。
えぇぇぇぇ~、英語~~~?!
娘の時は1年1学期の中間テストでは英語のテストないくらいだったのに
入っていきなりのテストに国数と同じ扱いで英語があるとはー!
一体どういうこと??!!
中学入学すぐのテストに英語が含まれている背景が
よくわからなかったので
翌日学校に出勤した際に同僚に
「ほにゃららかくかくしかじか」と説明してみると
「あ、それね。
それは今年の中1の子から
小学校で英語が教科になってるからだね」
とアッサリ教えてくれました(^^;
わからないことは聞くもんだ。
そしてこんな話も・・・。
小学5年・6年で英語が教科になってから
教科は担任が教えるということになって
これまで小学校で英語の授業を支援していた児童英語指導員の人は
小3・4年を担当することになっているそうです。
以前にも小学校の英語教育について
ちょっと書いたと思いますが、
小学校でのフォニックス教育は禁止と文科省からお達しが出ているそうです。
「コミュニカティブな活動から英語に親しんでいきましょう」
という方針らしく
読み書きの手段となるフォニックスを学ぶことは
読み書き中心の英語教育になってしまうのではないか
という間違った認識があるようですね。。。
まぁ、コミュニカティブな活動するならそれでもいいです。
百歩譲ってだけど。
でもだったら中学校でいきなり英語のテストするなよ!と思います。
それもバリバリの筆記テスト・・・。
小学校では英語の読み書きはさせていないようですが
いきなり単語をたくさん書かせるテストだったそうで・・・。
英語を習っている子は書けたみたいですが
習っていなくて小学校だけでの英語学習だった子は
0点に近い点数になってしまったようです。
格差がヤバイと言ってましたね・・・。
そして子どもの英語への苦手意識は相当なものになっていると。。。
あ~~~、もう本当に日本の英語教育はどうなっていくんだか。
今回のテストで傷ついてしまった子の今後も心配ですが
このテストを中学校、そして小学校の先生がどう受け止めたかがもっと心配です。
Jolly Grammarのトレーニングで山下先生が
「これまでは中学校で英語の読み書き困難が表面化することが多かったが
英語が小学校の教科になったことにより
これからはそれがドンドン低年齢化する恐れがある。」
と案じておられました。
それから
「小学校と中学校では教員の交流があって、
中学校の先生が小学校に、小学校の先生が中学校に、
と入れ替わっているが
中学校の英語を知った先生が
『小学校からやっぱり読み書きをやらせないと』と思い
子どもたちに読み書きで暗記を強いるようになっていくのではないか」とも。
まさにその方向に動いてますよね。。。
教科になるってこういうことか。
だから教科になんかしちゃダメなのに・・・。
英語なんて体育のような実技科目でいいと思います。
体育だって時々、体育理論とか教えたりするんだから
そういう流れで行けばいいのに。
勉強にするからダメだと思う。。。
おうち英語にしても
勉強っぽくしてしまうとうまくいかないことが多いですし。。。
あ~ぁ、春からため息しか出ませんね。。。
いやいや、ため息ついてないで
目の前の子どもたちの為にがんばろう!
今夜もJolly Grammarガンバリマス!
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