わが家の新留学計画♪


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。

5年ほど前まで

ホストファミリーとして海外からの留学生を

定期的に受け入れていたわが家。



預かった留学生たちが

様々な困難やカルチャーショックを乗り越え

成長していく姿を目の当たりにして

「いつの日かわが子も・・・」

とずっと思っていました。


実際、娘は進学予定の高校に

年間留学が可能かどうかを確認するところまでは

中学生の時に動いたりしてました。




留学生を受け入れた経験から

わが子を留学させるなら高校2年生にしよう

と思っていました。


16歳だとまだ少し精神年齢が幼い、

18歳だと自分が確立されてきて柔軟性にやや欠けてくる、

そんなところから

17歳は精神的に自立が進みつつも

まだ子どもながらの柔軟性があるのでは?

と私が勝手に思っていただけなんですが

留学させるなら17歳で留学させようと思って

計画を進めていました。




しかし実際に高校に入ってみると

大学入試に対応するために授業進度がとてもとても速く

1日でも休もうものならその遅れを取り返すのも大変なのに

1年もどうして休めようか・・・(いや休めない)

という気持ちに親子共々なってきました。



留学先で学ぶことを生かしてのAO入試等での大学進学や

語学系大学に進学を希望していなかったため

1年休学という形を選択したとしても

復学した時の大変さを思うと

高校での年間留学はわが家では負担になるだろうと・・・。

目先の大学進学のことしか考えておらず

若干浅はかな考えかとも思ったりはしますが

基本的に日本の土着民として生きていく

ライフプランを持っているわが家の子どもたちにとって

将来のキャリアを左右する大学進学はとても大切なわけです。




そんなこんなで

留学で得られる経験・成長などのメリットと

反面失う恐れがあるデメリットを天秤に掛け悩みましたが

わが家は結局応募すらしないという選択を下しました。



仮に「留学したい!」と決断して動いていたとしても

娘は17歳の時に留学することは叶っていなかったと思いますが、、、


そう、新型コロナウィルスの世界的な蔓延で

去年は留学どころではない世界事情になっていましたから・・・。


「高校生では留学しない」という決断を

後悔することがあるかもしれないと心の片隅で思っていましたが

もう世の中がこうなってしまうと

個人の意思でどうこうできることではなくなってしまったので

良い意味でも娘の高校留学は諦めがついております。




ただもちろんいつかは海外の生活も

体験してほしいとは思っていますので

世の中が落ち着いたころに、

そしてその頃にめでたく大学生になれていたなら、

大学在学中に留学はしてきてほしいと思います。



近年は日本の各大学が海外大学と提携し

留学先で単位取得できる交換留学制度を導入していたり

大学によっては2年生は海外大学に一年全員留学という制度を持っていたりして

大学で留学することはメジャーになりつつありますが

娘にはいわゆる「語学留学」という形の留学ではなく

自分の専攻を海外大学で学ぶ形の留学としてもらいたいと思っています。



なかなかハードル高いことだとは思いますが

自由度が限られる高校留学に比べ

大学での留学は本人の意思と大学に受け入れてもらえる英語力があれば

自分好みに留学をアレンジできるところが

大学留学の良さかと思っています。



ステイ先も

ホームステイも選べれば寮を選択することもできますし

いろいろな生活の制限がほとんどなく

自分の意志で選択していくことができます。



一方、高校での留学は

やはり子ども扱いの範囲を超えないため

現地でできることにも限りがあったりします。


公費留学の団体からの留学を選ぶと

ステイ先のファミリーはもちろんホストスクールさえ選べません。


団体が決めたファミリー、スクールに配属されます。


言葉も不自由なまま、ポーンと新しい環境に放り込まれ、

「若さという柔軟性で与えられた環境で生き抜け!」

というのが高校留学なのかなぁと。


もちろん語学も生活の中で体得していきますが

英語ではなく他言語を選択した場合、

1年で身に着けられる言語レベルというのは

正直それほど期待しない方が良いと

受け入れた留学生を見ても思います。


言語よりも肌身で直に感じる異文化、

不自由さの中で築く信頼関係など

人間力の成長というか精神的な逞しさが

高校留学で得られる最大のものなのかなと思っています。


いろいろなものを乗り越えて築いた人間関係というのは

一生の絆になるでしょうし

元は赤の他人であるホストファミリーの一員になろうと努力ができるのも

まだ内面に子どもが残る高校生のうちだけの特権かもしれません。



そこを直に娘に体験してもらえなかったのは

少し残念ではありますが

わが家の場合、留学生を受け入れるという側で

異文化で育った価値観が異なる人と住む大変さを

嫌というぐらい体験しているので

もう娘的には他人と一つ屋根の下で過ごすということに食傷気味かも・・・。



ネガティブに響いてしまっているかもしれませんが

負の経験から学ぶことももちろんあるわけで

ホストファミリーとしての経験は

私にとっても子どもたちにとっても

大きな学びとなったことは間違いありません。



ただ「もう十分です・・・」というだけですね(^^;




そういう経験とコロナ禍の影響で

わが家では高校留学はわりと後ろ髪引かれることなく

断念することができたわけですが

大学での留学には興味アリアリです♪



海外大学で自分の専攻を勉強しようと思うと

現状よりかなり英語力をUPさせていなかいとならないと思いますが

今の娘は大学入試のことしか眼中になく・・・。



最近、和文英訳のコツを掴んだらしく、

先日の校内実力テストで

今まで点を落としてきた

和文英訳問題で減点されなかった!全問正解だった!とご満悦な娘さん。。。



海外大学の留学基準となる

TOEFLとかIELTSの対策とは違う方向に進んでいることは否めませんが

とりあえず日本の希望大学に入るためには仕方がないですよね。。。


大学入学後にそちらの対策は頑張ってもらうことにします。



わが家にはもう一人天邪鬼息子がいますが、

そちらは高校で留学させるかどうかまだ未定です。


本人は本場のサッカーが見たいというだけで

「俺をスペインに送ってくれよ。イタリアでもいい。

イタリアなら○○(過去の留学生)がいるから

世話してもらえるからイタリアの方がいいか。」

とか言ってましたが。。。



しかし、息子も恐らくは姉と同じ進路を行きそうなため

高校で留学させることは厳しいのかなぁ・・・と思ったり。。。


息子こそ高校留学向きだとは思うんですが

これ以上憎たらしくなって帰ってきても手に余るので

どうしたもんだか・・・と思案中です。




今はとりあえず

目先の大学入試&高校入試を突破することに全力を注ぎます!

そして将来の留学の選択肢を広げるために

オンラインレッスンを利用しながら

当面はおうち留学でせめても英語力維持を心掛けたいと思っております。。。

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