『高校生から全ての親に伝えたい「子を待つ」大切さ』を読んで・・・


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。

先日、ネットで気になる記事を見かけました。



早期教育を子どものころから受けてきた高校生が

自分と自分の弟の経験を踏まえ、

子どもの立場からの意見を述べてくれていました。


特に今回の女子高生の提言は

弟くんへの早期英語教育から生じた問題からの気付きということで

「これは読まずにはいられない!」と読ませていただきました。



弟の早期教育で苦しんだ家族…高校生から全ての親に伝えたい「子を待つ」大切さ



詳しい内容は↑上記リンクをご参照いただきたいと思うのですが

この高校生の女の子の意見を読み、


やはりその子その子のタイミングもあれば

一人一人に合ったスタイルというものがあり

画一的に子育て・教育というのはできないのだなぁ・・・


と思わされました。。。。



目の前の子どもを見るしかないのだなぁ・・・とも。



子どもの声にならない声の挙げ方も

子どもそれぞれなんだと思います。

この女子高生の弟君のように

「私・僕にはまだ早いよ!」とか

「方法があってないよ!」とか

「それは興味がない・好きじゃないんだ」ということを

身体的な不調を出すことでSOSを送る子もいれば

内気に黙り続ける子もいたり、

ウチの息子のように

不機嫌さを爆発させて

手に負えない、いわゆる育てにくい子、

となる子もいますね・・・。


なんらかの形でSOSが子ども時代に出現するならまだ良い方なのか

人間の精神というのは複雑怪奇で

子どもの頃は従順に親の言うことを聞いていても

思春期~大人になって

そのSOSが表面化してくることもあったり・・・。


おうち英語は子どもの個性・趣向に合わせて進めていけるので

早期英語教育の括りには入れてほしくはないですが

おうち英語も子どもの意志で始めるのではなく

親の意向で始めるところは

いわゆる早期教育と言われるものと同じかもしれません。

そして

時に親の思いが熱くなりすぎて

暴走してしまったり、迷走したりしてしまうということが

おうち英語においても無きにしも非ずかと・・・。


そう思うと

この女子高生の子の意見には

おうち英語に取り組む者の一人として

真摯に耳を傾けておく必要があるのではないかなぁ

と思います。



私は聖人君子ぶるつもりは毛頭ありませんので

過去に引っ込み思案すぎる娘にキレたことや

天邪鬼な息子に年中ブチギレていることは

日々のブログに綴っていますが

キレる度に少し反省もして

結局は自分の意に沿うように子どもに強要しているから

怒りという感情になってしまうのだなぁ・・・

と頭ではわかっているのですが

息子の挑発に乗ってまたキレる!

ということを繰り返している愚か者です・・・。



そんな愚か者が最近感じている自戒は

子どもが私の気に入らない性質を見せたり

私が求めるものに見合う能力を子どもが見せないことに

怒ったとしても怒ったところで何も変わらないということです。



子育ては盆栽ではないのだなぁと思わされます。



親が思うように

子どもの人格・人生をデザインすることはできませんね。

教育やその環境を与えることで

生まれ持った才能・個性を伸ばすことはできても

親がどんなに頑張っても親がどんなに望んでも

子どもがその才能に乏しければ

そちらの方向に向けていくことはできないのだなぁ・・・と。



向いてないことを

「頑張れ、頑張れ!やればできるって!」

と強いてもそんなに効果・成果は出ないような・・・。



私は自分が理系教科が苦手だったコンプレックスから

子どもたちには小さいころから

数学的素養が養われるというオモチャや本を与えてきたつもりですが

娘は数学で人並みを超える才能は未だ見せず

普通に頑張って勉強しなければなりませんし、

おうち英語に至っては

息子は息子なりにおうち英語の恩恵を受けてはいますが

息子の場合、

「うわぁ、さすがおうち英語っ子ね!」

と皆さんに思ってもらえるほどの反応を見せていないような・・・。



やっぱり娘は文系教科の方が断然得意ですし、

息子は親の私はむしろ苦手中の苦手の

化学と体育が得意という

カエルの子はカエルなんだか違うんだか

よくわからない感じになってきています。



結局子どもの個性なのかなぁ・・・と。



わが家の場合、

息子がとにかく手に余るタイプだったので

親の意のままに扱うことができず

おうち英語においても

無理強いはしない形で環境だけは作っておくという

ある意味”Surrender”なスタイルとなりました。



それが良かったのか悪かったのかは

息子の成長を待ってみないとわかりませんが

すごく英語が流暢に話せるわけではありませんが

とりあえずそれなりの経験値を持っていることと

英語に対してネガティブな思いは持っていない

というのが救いかなぁ・・・というレベル💦





娘も息子もどういうルートを経ても

着地点がどうせココなら

小さいころ別にもっと気楽にやっても良かったのかなぁ・・・

と思ったり。。。



子育てというのは

長いように思えて短いですね。



娘は来春大学受験ですが

希望校に合格すれば下宿することになり

恐らくこれからは年に数回会う感じになっていくでしょう。



親離れ、子離れですね💦



一緒にいられる期間は思っていた以上に短い。。。

そして小さかったあの頃は本当に短かったわけで。


だったらガミガミすることなく

ただ楽しんでおけばよかったなぁ・・・

とふと思ったりしました。




早期教育は

どの親も子どもに良かれと思って始めます。


ただ時にその「良かれ」が

純粋に「子どものため」ではなく

虚栄心を満たすためなど「親自身のため」

に変わってしまうことがあるかもしれない

とは自分の経験からも思います。。。



今回、子ども側からの早期教育に対する意見に接し、

改めてそういう危険性、

そして子どもそれぞれの「時期を待つ」こと、

一人一人の「個性を尊重する」ことの

大切さを認識させられました。


子どもに負担を掛けないように

子どもに多くの学び・成長の機会を提供していくには

やはり『楽しい』を大切にすることかなと思います。


Englishbudsとしては

親も子も楽しめる機会をこれまで以上に追求していきたいな

と思っております。



案外短い子育て期間、

その期間を楽しめるように、

英語という彩りを無理なく子育てに取り入れていただけるように、

これからも頑張っていきます(^^)



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