高校生へのJolly Phonics 大成功にて終了♪


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。



現在勤務している高校で

昨年5月からスタートさせた

授業冒頭10分Jolly Phonicsミニレッスン、

ついに今週最終回を迎えました~~~♪




授業の最初に10分ほどもらい

計25回ほどレッスンをすることができ、

42音だけでなく、Magic e、

語尾がyで終わる同音異綴りルールまで

説明することができました。




生徒の反応、手応え等、本当に感無量でした(T_T)



どの子も

読めるように

書けるようになる~~~!


ということを

これほどの規模で体験させてもらえることは

二度とないだろう・・・と思います。。。






今年度担当させてもらっていたクラスは

実業科で学年1クラスしかないという環境で

他のクラスの進度を意識する必要もなければ

大学入試のための対策をする必要もないという。。。



そのような稀有な条件であったため

Jolly Phonicsを授業のウォーミングアップコーナーとして

1年通して取り組むことができました。






クラスに在籍してくれていた子たちは

みんな明るい良い子ばかりでしたが

英語は苦手💦という子たち・・・。




英語はそんなに嫌いじゃないけれど

読んだり書いたりできないから

テストで点が取れなくて嫌になった・・・

という子たちがほとんどでした。。。






イギリスでは

幼稚園~小学生低学年で教えられるJollyですから

その内容は子どもっぽいと言えば子どもっぽいです。。。




始めてみるまでは

真面目に取り組んでくれるかどうか

本当に心配でした。。。




しかし元々ノリが良い子たちであったことと

回を進めるに従って

「うん?なんだ?なんだ!

そういうことだったのか!

確かに読めるし書けるようになる♪」

と手ごたえを感じてくれたようで

回を重ねるごとに反応が良くなっていったのです(^^)





本当に良い経験をさせていただきました。






ラストJollyの授業時、

生徒のみんなが口々に感想を言ってくれたのですが

「Jollyのおかげで発音が良くなりました♪」

「読めるようになりました。」

「書けるようになってきたと思います。」

という嬉しい感想をもらうと同時に、

「なんでこれをもっと早く教えてもらえなかったんだろう」

「もっと早く教えてほしかった」

「どうして他では学校では教えてもらえないの?」

という声がたくさん聞かれました。




本当にそうなんですよね。。。




私が今年度担当していたクラスは

実業科になりますが

本当にそのコースに進みたいと望んできた子は

実はそれほど多くないのでは?と思っています。




他に進学できるところがないからと

偏差値で振り分けられてきた子もいるんじゃないか・・・と。




if storyはあり得ないと承知していますが

中学校の早い段階で

読み書きの困難を多少軽減させてあげることができたなら

彼らの進路選択の幅は広がっていたんじゃないかな・・・

と思ってしまいます。。。




あと、

英語の読み書きが苦手なことで

「自分はバカだ。」と自己肯定感を

下げてしまってきたのではないか・・・

とも考えてしまいます。





色々と考えたら

切なくなってしまいました・・・。






高校生になってから

英語の読み書きの基本ルールを教えてもらっても

「へー、そうだったんだー!」と

長い間答えがわからなかったことが

わかった爽快感みたいなものを一瞬

感じてもらえるかもしれませんが

同時に【今更感】も感じてしまいますよね。

「遅いよ・・・」って。。。





本当は小学校、もしくは中学校の最初に

教えてもらうべきことですよね。。。





学習指導要領の改訂が重ねられ、

ドンドン学校英語のレベルは上げられています。





小学校で英語が教科になったため

中学校入学時の学力テストに

国数に英語が加わっているそうです。




小学校では口語英語に重きが置かれ、

読み書きに関しては

それほどフォローされていないにもかかわらず、

中学でのテストはペーパーテストで

フォニックス的に見ても

かなり難しい単語を書くことが要求されます。





学習塾などで英語を学習している子と

小学校だけで英語を学習した子の間に

入学当初から歴然とした差が

ついてしまっているとのことです。





私塾を経営している知り合いの方が

中1の英語のワチャワチャぶりがヤバイ・・・

と仰ってましたねぇ・・・。




早くから適切な形で習った子と

そうでない子の差が

とんでもなく付いてしまっている。。。




各家庭の経済格差が

ドンドン教育にも色濃く出てきているなぁ・・・

と思ってしまいます。





公教育でこそ

本当に基礎となるべき部分を

まず厚くフォローしてほしいなぁ・・・

と思わざるを得ません。。。




学校英語のおける導入は

元々乱暴だと思ってきましたが

さらにその乱暴度は上がっていくようで・・・。




英語の読み書きに関しては

ディスレクシアなど特定の学習障害がある子だけが

抱えているわけではないんです。。。




基礎の基礎が教えられていないから

こんなに困る子がいるのです。




教育の責任だと思います。





私はこの春を以て

高校の非常勤講師の職を辞します。



今後の学校英語がどう変わっていくのか

もう現場で見ることはなくなるかと思いますが

現場で見ていても何も変わらないということも

強く感じてきました。。。


今後は違う立場から

学校英語で辛い思いをする子を減らすことに

少しでも貢献したいと思うのみです。






個人でできることは小さなことですけどね💦




でも・・・

Jollyを学んだ高校生たちが口々に言ってくれた

「もっと早くにJollyを習いたかった」

という言葉を胸に刻み、

「Jollyを習いたい」と思ってくださる方に

良質なJollyのレッスンを

一人でも多くの方に受講していただきやすい形で

お届けしていきたいと思います♪





さぁ、今日から42音速習コースが始まります(^^)




42音をこのスピードでマスターしてくれる

おうち英語っ子とのレッスンが楽しみでなりません♪




私にできること、

小さくとも

それはきっとたくさんあるはず!!!

これからもコツコツと頑張っていきます!



今後ともどうぞご期待ください(^^)

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