【おうち英語ニュース Vol.1】「準2級プラス」って必要?その背景を読み解きます!
Englishbuds 管理人 MommyKayo です。
英検の新しい級「準2級プラス」が
2025年度から新設されますね。
最初この話を聞いたとき、
正直私は「また中途半端な級ができたなぁ」って思ったんですw
でも、よくよく考えると
——いや、実はこれは
必要としている子がいるかも?と思い始めました。
準2級まではスイスイ。でも、2級でピタッと止まる子が…
おうち英語で育ってきた子って
ノー対策で英検受かっちゃう子も珍しくないです。
リーディングの大問1は壊滅的でも
大問2、3の長文で得点ゲット、
そしてリスニングはほぼ100%、
英作文もちょっと対策すればまあまあ書ける。
ということで、
準2級くらいは
「フラッと立ち寄ったので受けてみますか」
ぐらいのスタンスでも
楽々突破してしまう子が多かったりします。
ところが!
そのまま「次は2級ね〜」と進むと、
「えっ……全然通らない」
「1次試験で落ちた…」
みたいなことが起きる場合もあって、、、
その“壁”の正体は?語彙&テーマの深さ!
準2級と2級の間には、けっこうな“段差”があります。
表にするとこんな感じです↓
項目 | 準2級 | 2級 |
---|---|---|
語彙数 | 約3000語 | 約5000語 |
ライティング | 身近な意見(賛成/反対) | 社会性のある話(教育・環境など) |
リーディング | 短くシンプル | 長くて論理的 |
リスニング | ゆっくり、会話中心 | スピードUP、ナチュラル寄り |
2級から「社会問題」のテーマが出題されるので
英語力だけでなく、思考力も問われるようになってきます。
つまり英語力というより、
思考力と語彙量の勝負になってくる
ということですね。
だから「準2級プラス」は必要だったのかも。
準2級で止まってしまう子たちが、
次のステップを見失わないように
そして、2級に行く前に少しだけ
「語彙」「構文」「内容理解」を深める機会とするために
準2級プラスは活躍してくれそうです。
一般の受験生の間でも
準2級と2級の間の橋渡し級として熱望されており、
その背景から誕生したのだそうですね。
おうち英語っ子には、こう活かせるかも!
もし
「準2級までは余裕でいけたけど、2級はちょっと厳しそう…」
と感じたら、
この“プラス級”を受験してみるのもアリだと思います。
具体的には
✅ 多読は進んでるけど、Lexile 500〜700あたりで停滞中
✅ Raz-Kids で Level Q〜Sあたり、本は読めるけど語彙が不安定
✅ ライティングで スペルミス・構文ミスが目立つ
✅ 社会的な話題(SDGs・環境・教育)へのインプットがまだ少ない
✅ 日本語でも抽象的なテーマはちょっと苦手
準2級プラスは
「準2級よりちょっと難しいけど、2級ほど難解じゃない」
ように設計されていて、
語彙の底上げ・ライティングの練習・
長文読解の慣れにはちょうどいいステップが踏んで行けますね。
英検を受けるモチベーションって
“合格した!嬉しい!”という
小さな達成感の積み重ねなんですよね。
そのための一歩として、
準2級プラスという選択肢、
あってもいいのではないかと思います。
まとめ
- 準2級と2級の間には、語彙・読解・ライティングの面でけっこうな“段差”がある!
- 準2級プラスは、その間をつなぐために登場した新しい級。
- おうち英語っ子の「2級の壁」にぶつかるタイミングで、うまく使えると◎。
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