「バズのおかげで」は本当なのか?
Englishbuds 管理人 MommyKayo です。
ありがたいことに、ときどき「バズのおかげで~」って言ってもらえることがあります。
もちろん、言われればうれしい。素直にうれしい。でもですね、私はずっと思ってるんです。
「いや、それ本当にバズのおかげか?」って。
私自身、長年の教員生活の中で「教える」ってことには希望を持たなくなった人間です。
今さら何かを「教えよう」とか、あんまり思ってない。むしろ、教えない方がうまくいくことのほうが多いと思ってるくらい。
たとえば私がやってるJollyにしたって、「教えてる」って感じじゃなくて、
「確認して、復習のきっかけをつくって、添削という圧をかけてるだけ」
提出日とか添削とか、そういう“管理”の力を借りてるだけなんです。
バズができることって、ほんとその程度で。
・自由にアウトプットできる場を用意すること
・個人レッスンの自由度をとにかく高めておくこと
・間口の広い講師に長く在籍してもらえるようがんばること
あとは、ほぼ放置。
会員さんにもよく言ってます。
「レッスンにアウトプット以上のことを求めちゃダメ。」って。
インプットは別ものです。
レッスン中にできるインプットなんてたかが知れてるし、期待するだけムダ。
おうち英語の子の言語習得って、降った雨が大地にしみわたり、やがて大河になるようなものだと思ってます。
そこにスポイトで1滴、レッスン中にワークブックで語彙を一緒に確認したところで――
まあ、入らないとは言わないけど、かなり薄々。
そしてそのまま、わりとすぐ流れていってしまうわけです。
レッスン中に「すごい語彙が増えた!」とか「文法が完璧になった!」とか、ないない。
それは幻想です。
だから私はやっぱり思うんです。
「バズのおかげで〜」って言っていただけることはめちゃくちゃありがたいですけど、
実際は、みんなが日々コツコツおうち英語やってるからだよ?と。
ほんとに。バズはちょっときっかけをご提供しているだけ。
アウトプットする場所を用意してるだけ。
こんなアイデアもあるよ、あんなアイデアもあるよ、と節操なく出しまくっている。それだけ。
なので私はこれからも、
「バズに任せておけばOK!」というアピールはしません。
できることを今まで通り、粛々とやるだけ。
- 場を開いておくこと
- 講師と続けられる環境を整えておくこと
- たまにちょっと圧をかけてみること(←これ大事)
そのくらいです。
「バズのおかげで」は、うれしいけど、ちょっとアヤシイ。
ほんとのところは、「あなたが頑張ったから」。それに尽きます。
これからもその努力が自然につながっていけるように、
バズは変わらず地味に役立つ存在であり続けようと思います。
そして…
「おかげさまで」って言葉、私の方が言いたいです。
皆さんのおかげでここまで来られました。
何もなかったところから、こんなにも信頼してもらえて、
やりたい放題やらせてもらって(笑)
感謝しかありません。
私は、グループレッスンの企画をしてるときとか、
「おうち英語の子に、どうしたらもっと気づきを届けられるかな」って考えてる時間がたまらなく楽しいのです。
それを毎日やれてる。
これってすごい幸せなことだなって思います。
こんなことが生かせる仕事ってバズしかないやろw
趣味が仕事✨
というわけで――
「バズのおかげで」なんて、いやいや、むしろ私のほうが皆さんのおかげでです。
これからも地味〜に続けていきますので、どうぞよろしくです。
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