音楽と英語のふしぎな関係~ピアノを習うおうち英語っ子が多いワケ~

Englishbuds 管理人 MommyKayo です。

昔から

おうち英語っ子って、ピアノやってる子、めちゃくちゃ多くない!?

と思ってきました。

例にもれなく、わが家も二人ともピアノ習わせてましたw


偶然にしては多すぎるやろ、と思って、
この度インスタ投稿のネタ探しを兼ねて調べてみました。

【ちょっと真面目に】英語と音楽、脳ではお隣さんらしい


前々から気になってたテーマだったので、本気で論文とかググってみました。

たとえばMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究では、
ピアノレッスンを受けている子どもたちは、音の聞き分けやパターン認識に強くなる傾向があるとのこと。

その結果、言語の発音やリズム感の理解にもプラスの効果が見られたとか(MIT News, 2018)
参考:MIT News “Piano lessons boost language skills”

さらに、音楽を処理する脳の部分と、言語を理解・発話する脳の部分って、
けっこう重なってるそうなのです(Frontiers in Psychology, 2012)。

音楽のリズム感や高低差を感じ取る力が、
英語のイントネーションやアクセントの理解につながってるという研究もいくつか見つけることができました。

まぁ、確かに言語も音で音韻認識が大切になるので、繋がってるに決まってるわな…って結論でしたが(^^;

研究上、音楽と言語に相関性があるからと言って、「ピアノが弾けたら英語ペラペラになる」「英語ができたらピアノもバッチリ」というよう話ではないんですよね。
(そんな風には誰も思わんわw)

うちの子も長年ピアノやってましたけど、
弾けるようにはなっても「表現力」とか「芸術性」みたいなものは育たず…。

どっちかというと、ロボットみたいに淡々と正確に弾くタイプで
その正確さがあったから、伴奏者としての才は買われていたんですが、
本来のピアノ演奏としてはどうなん?!という感じでいたね、、、

これって言語も似てて、
喋れるようにはなっても、その先の「表現の幅」とか「深み」って、また別の才能と訓練がいるなあ、と実感しています。

【ここから私の所感】ピアノも英語も、結局「継続ゲー」


ただ、どっちの世界にも共通してるのが、「継続できるかどうか」ということです。
ピアノでも英語でも、ある程度のレベルまでいくには、コツコツ積み上げるしかない。

そして、自分から進んで毎日ピアノ練習する子って…
うーん、正直レアです!(私調べ)

ほとんどの子は、親の声かけ、ルーティン化、ちょっとの強制(←大事)でやってるいるんじゃないでしょうか。

子どもが進学した高校でびっくりしたことは
何かしら一つのことを“仕上げてる”子が多かったこと。

ピアノ、バレエ、水泳、絵画…
どれも「ちょっとやってました」じゃなくて、「それ専門でやってきました」レベルの子がゴロゴロいましたね。

これってやっぱり、習慣の力・継続の力の積み重ねなんだろうなぁと。

【結論】なぜおうち英語っ子にピアノ経験者が多いのか?


私が出した結論
「おうち英語民は、習慣化が得意だから、ピアノにもハマりやすい」

たぶんこういうことじゃないかな、って思っています。

英語と音楽のリズム感覚にも確かに相関はある。

でもそれ以上に、
毎日少しずつやる、という“文化”が家庭に根づいているから、
ピアノも自然と取り入れられるんだと思うんです。

おうち英語 × ピアノ
どちらも、「才能」より「習慣」がモノを言う世界。

だからこの2つ、けっこう相性がいいのかもしれませんね。

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