コピー職人だった頃の話 -学習は管理が命-

Englishbuds 管理人 MommyKayo です。

基本、私は物を酷使しがちですwww

おうち英語でも、当時のカリスマ・タエさんが命名した
「コイズミくん」と呼ばれたMP3プレーヤーは3台くらい買いましたし、
リージョンフリープレーヤーも4台くらい買い直しました。

パソコンも、DVDをコピーするために
リージョン変更やらソフト入れまくる専用のものを用意していたり…。



とにかく何でもヘビーに使い込むので、
耐用年数がすぐに来てしまうんですよね。



メーカーの耐用実験以上に過酷な環境で使う我が家w



普通の一般家庭より、
購入周期が何でも短い傾向にあります…。



その中でも
「いや、これは普通の家より絶対買い替えてるやろがい」
ってものが、プリンター複合機です。



子どもの学習管理のために
「コピーは命」だったので、
私のマストアイテムでした。



生涯で取ったコピー枚数、
上位人口1%くらいに入れるんじゃないか?!
ってくらい刷りましたね。



今日なんでこんな話をしているかというと、
2週間ほど前、現在浪人中の息子と話したときのこと。

「塾で管理してもらっている教科は伸びてるけど、
管理されてない教科はイマイチだよね」

そんな話をしたら、
「もっとそっち系の話聞かせて〜」と
管理マニアからリクエストが来たからです。



おうち英語ママ、基本“管理”がお好き💕



わが家の家庭内学習管理について再度お話しすると、
実は幼稚園の頃からすでにやってました。

月曜〜日曜までのクリアファイルを
子ども一人ひとり分ずつ用意して、

「◯◯(名前) 月」
「◯◯ 火」

みたいに、マジックで右上に直書き。


週に1回、時間を作って
コピー機と向き合い、
その週にやらせたいものを一気に印刷して
曜日ごとに差し込む、コピー職人。



家のコピー機なので遅くて、
まあまあ労力かかってました。



紙が詰まって、
無理に引っ張り出そうとして
何台葬ったことか…(学べよ)



こんな苦労してコピーを取るわけですから、
ズルは許すまじ。



ただファイルに挟むだけだと
ズルする可能性があるので、

コピーを取ったプリントには
その日にやる日付と番号を
右上に直書きしていました。


答え合わせは自分で。

でも最後は必ず提出。



私は
「どれくらいできているか」
「番号の欠番がないか」
そこだけチェック。

息子なんかは結構ズル賢いので、
ゴミ箱も入念にチェックして、
「親の目は節穴ではない」
ということを叩き込みました。

子どもには
陰山先生式・徹底反復。

親は
マミカヨ式・徹底管理。

これをベースに、
塾なしで大学受験までやってきました。

学年が上がるにつれて
プリント量は増えるけど、
管理の仕方は同じ。

中学生になると、

・定期テスト対策で回す量
・過去にやった単語や単元を忘れないための量

これを半々くらいで管理。



学校のワークも、
定期テスト前には5周できるようにコピー。



過去単元も
「できてるからやらない」ではなく、
できてても何度もやる。



付箋を貼ったり、
間違えた問題に印をつけたりしながら、
定期的に回せるよう管理。



そんな感じで高校受験は2人とも塾なしです。

高校に進学すると、
いわゆる自称進学校の
「管理教育」な学校だったので、
今度は学校が管理してくれました。



先生方も熱心で、
プリントも山ほど。



私のコピー職人はここで廃業しました。




ただ、学校単位の管理なので
オーダーメイドではなく、
うちの子には不要なものや
レベルが合わないものも正直ありました。



でも課題量がえげつなかったので、
そこに親の管理を足したら
100%パンクでしたね。

なので高校では、
私は一切管理しませんでした。



そして、息子は浪人。



ここは
「オーダーメイド型管理教育という初心に戻ろう」
ということで、

いわゆる大手予備校ではなく、
〇田塾を選びました。

まだ結果は出ていないし、
大学受験は本当に水物。

どうなるかなんて
誰にもわかりません。

それでも今の時点では、
「この選択は間違ってなかったな」
と思っています。

やることはやり切れたし、
手応えも感じられています。

だから
どんな結果が出ても受け入れられるところまで
来たな、という感覚です。


こう書いてしまうと
すごくいい状態に仕上がっていると
思われてしまうと思いますが
元が元なんですよね…

なのでそれなりです。



それなりでもそれなりに頑張ったと。

だからどんな結果でも、
いい意味で諦められますね。

すごく、すがすがしいですw
すでに諦める準備までw



人間、
結果よりプロセス。

やり切った感があれば、
納得できるんですよね。
(ということにしておこう)



ということで、
息子の浪人を経験して思うのは、

おうち英語も最高だけど、
管理学習も、やっぱりいい。

〇田塾って、
ネットでは賛否両論ありますよね。

YouTubeの煽り系キャラとか、
林社長の豪遊っぷりとかを見ると、

「ふざけてる」
「胡散臭い」

って思う気持ちも、
正直わからなくはないですw

よく見るのが、
「教えてもらわないのに
管理だけで月8〜10万は高すぎる」
という意見。

でも、
幼稚園から高校受験まで
実際に自分で管理してきた身からすると、

管理って、
本当に時間も労力もかかります。

何を
どの順番で
どのペースで
どうやらせるか。

そこまで全部考えて、
目を光らせて、
しかも継続させる。

結構大変です💦


まして大学入試となると
情報が複雑すぎて
素人だと管理しきれず…

あと何かと親の言うことは
素直に聞いてくれないお年頃…

ということで私は、
その管理にお金を払うことを
「高い」とは思いませんでした。

物 < 時間
が私の価値観ですね。

教えてもらうことに価値を感じる人は
「どう教えてくれるか」で塾を選ぶと思いますが、

私は正直、
「教える」「教えてもらう」こと自体には
そこまで価値を置いていません。

だから私のJollyのレッスンも、
「え、これだけ?」って思われそうな
かなりあっさりした内容です(笑)

でも復習の場面では、
宿題の出来を踏まえて
一人ひとりに声がけをし、
必要な知識を追加で伝えるようにしています。

私の全力は、
「いかに復習させるか」
「いかに忘れさせないか」
そこにあります。

だから
私のカリキュラムでは
宿題がめちゃくちゃ重要。

週1回の40分(実際は50分〜1時間)に
お金をいただいているのではなく、
管理コストとして受講料をいただいている
という感覚です。

宿題チェックは時間がかかるし、
「この子はここが弱いな」って
頭の中で全部覚えておかないといけません。

だから
大勢を一度に見ることはできないんですよね。

今、Jollyの全クラスで
約40名の学習を管理させてもらってますが、
正直、限界です。

レッスンのコマは増やせても、
その後の管理が追いつきません。

それくらい
一人ひとりを密に管理するのは
大変だと思います。

「管理だけなら何人でもいけるでしょ」
と思われがちですが、

それは
ただ教えるだけの場合。

情報の一方通行なら
動画配信でもできます。

でもそれだと
子どもの中の歩留まりは見えないし、
情報の垂れ流しで終わる可能性もあります。

これは〇田塾の元社長が
言っていることとも完全に一致しますし、
熱烈同意しますw

おうち英語も、
結局はこのマインドが根本。

それぞれの家庭で、
それぞれの子に合ったものを
絶えず回している。

昔、
「おうち英語とおうち学習は親和性が高い」
【おうち英語】おうち英語とおうち学習の親和性♪ | Englishbuds
というブログを書きましたが、

この手の話題が
おうち英語実践者に好まれるのも
納得だなと✨



今日の内容、
マニアのリクエストに応えできたのか否かは謎ですが
コピー職人のお話ということで終わらせていただきます💕

応援お願いします♪

にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ
にほんブログ村