和英辞書について思うこと
和英辞書について思うこと
Englishbuds 管理人 Mommy Kayo です。
「英語ではなんて言うんだろう???」という時に
一番に頼りにしようとするのは和英辞典ではないでしょうか?
英作文などを書くときは必須とも思われるものかもしれません。
しかし、実はこの和英辞典、使い方がとても難しい
と私は常々思っているのですが・・・。
しっかりとした英語の文法知識がなかったり、
コロケーションの知識が乏しい状態で、
※連語関係・配列 簡単に言うなら単語と単語の相性のようなもの
和英辞典を使って単語を調べて英文を書いていくと
かなーーーーり不自然、もしくは全然違う英文が出てきてしまうことも
よくあることだと思っています。
日本語をそのまま英語に直す(訳す)というのはほぼほぼ不可能です。
文法体系も大きく異なっていますし、
語彙も一語一対応ではありません。
時には相互の言語にない表現を
ニュアンスで表現しなければならない時もあります。
単純に日本語の単語を和英辞書で調べて
置き換えていけばいいというものではないのです。
特に中学生までの子どもの場合、
品詞を見分けることがほぼ無理です。
中学校の国語でやっと文法として少し習うかと思いますが、
普段の言語活動で品詞というものを意識していません。
例えば、
「やさしく」と「やさしい」
というのはほぼ同じ意味に思えるかもしませんが、
実は品詞が違います。
また、英語には形容動詞というものがなく、
英語の形容詞を動詞だと思って使ってしまう子が高校生でも多いです。
というわけで、
実は和英辞書を使いこなすには
かなり多くの知識が要求されると思うのです。
知識があってもまだ問題点があると思っているので
私は紙の和英辞書を使いませんし、娘にも使わせていません。
その問題点とは【例文の少なさ】です。
本当に自分が求めている語彙なのか?
コロケーション的に正しく使えているのか?
ということをチェックするために
多くの例文を見たいと私は思います。
その作業のために欲しい例文が
和英辞書にはほとんど載っていません。
どの単語にも簡潔に1文ぐらいの例文があるだけです。
その1文から自分が求めている単語かどうか判断するのは
結構無理があると思うのですが・・・(^^;
恐らく紙面の都合で仕方なく
割愛されているのだと思いますが・・・。
しかし、そうは言っても、
やはり和英に頼らざるを得ない時と言うのはよくあります。
自然に語彙が習得できるのを待っていても
いつまで経っても語彙は増えないでしょうし。。。
そんな時、我が家ではウェブの和英辞書を使っています。
色々とありますが、私はWeblioが便利なのでよく使っています。
例文が本当に豊富なのでいろいろな例文から
自分が使いたいと思っている語なのかどうか判断することができます(^^)
無料でこれだけのものが使えるとは本当にいい時代だと
つくづく思います。
ありがたや、ありがたや・・・。
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