リーディング支援で今考えていること♪
Englishbuds 管理人 MommyKayo です。
先日のブログ、ラズ・キッズを使い倒せる支援を考えたい♪
には思った以上の反応がありまして
どうも私が思っている以上に多読難民はいらっしゃるのかな・・・
と思っているところです。
ということで、ここ数日、
私にしては真剣に多読支援について考えております。
最初の最初は
ラズ・キッズを利用したグループレッスンなどを考えてみたのですが
どうも自分自身、シックリくるアイデアが出ませんでした。
多読を支援するクラスは
月一の多読クラスがありますし
もしその支援で良ければすでにご参加くださっているはずです。。。
「多読がうまく軌道に乗らないよ~(T▽T)」
というお悩みを抱えておられる方に
「へー、それじゃあ、発表の場を設けたよ!参加してね!」
とだけ言って問題の根っこを探らないのは
「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない。」
byマミーカヨトワネット
という対応然りかと・・・。
「参加できるか!!!お前もギロチンにしてやろうかー!」
となりますよね、、、(ならないです)
「あー、ダメだ、ダメだ!
いつからそんな現役でおうち英語に取り組む人の
気持ちがわからなくなってしまったんだ!
この大馬鹿者めー!」
と自分で自分を叱責し、真剣に考えてみましたよ。
(こんな一人芝居をしている時点で真剣かどうか疑わしい・・・)
多読難民になってしまっている理由は
ご家庭ご家庭によってそれぞれだと思います。
・お子さんの読みへの関心が薄い
・どのレベルを読めばいいのかわからない
・自力読みがなかなかできるようにならない
・なぜだか習慣にすることができない
などがパッと思いつく理由ですが
もしかしたら他にもあるかもしれないですよねぇ・・・。
全員のお悩みを汲み取れているかどうか自信はありませんが
大なり小なりきっと悩みは
読む以前にある
のではないかと思います。
すでに読めているのであれば
そんなに悩まれないはず・・・。
その「読めていない原因」は
本当にケースバイケースだと思います。
原因が違うならば対処法も違って当然。
オーダーメイドの解決法を模索していかないといけませんが
ネット上に落ちている情報は
基本的には多読がうまくいっている人の情報がメインで
うまくいっている人の方法をマネしてみても
自分の問題が解決されないこともあります。
解決されないどころか
逆に問題を深めてしまったり
傷を深くしてしまったり・・・。
ネットでの情報を鵜吞みにして
「この年齢ならこのレベルを読めないといけないらしい」
とか
「ウチの子と同じ年の子が
このレベルの本を自力読みしているのになぜウチの子は・・・」
とか
「多読=音読?でもウチの子、読んでくれません~」
とか
「そもそも、ウチの子、まったく文字に興味を示しません~」
などなど。
ただ情報過多で親が焦ってしまっているだけの場合もあれば
お子さんが発しているシグナルは読み書き困難の兆候を示すもので
適切な支援をしてあげなければならないものかもしれません。
読み書き困難ではなくても
読み書きの進め方が乱暴になっているケースは
日本の英語教育では多く見られることです。
先日の山下先生のfacebookに
という投稿がありました。
心に刺さります・・・。
読み書きのフォローをロクにせずに
子どもに「読め!読め!なんで読めんのじゃー!オラー!」と
やってしまっているなら
それは大いに大人が反省すべきことですね。
Raz-Kidsにおいても
Raz-Kidsの入ったタブレットをポイッと子どもに手渡して
「読みなさいね」と言うだけではダメなんです。
おうち英語は親子で取り組むものなのですが
リーディングを開始する時期が
生活面でも少しずつ自立を求めていく時期と重なるのか
案外、子どもだけで読ませようとしている方が多いような気がしています。
軌道に乗せるためには
親が大いに関わる必要があると思っています。
その過程で出てくる
親の焦りも子どもが出しているSOS、
どちらのケースにも
適切な時期に適切に対処していかないと
親も子も楽しくおうち英語が続けられないことに
なってしまうかもしれないと思うので
そういう面のサポートも考えていきたいなと。
おうち英語はいくらSNSやネットで繋がっても
所詮は孤独なものなので
悶々と悩んでしまったり
結果が出ないことにイラついてしまって
良くないことと分かっていても
そのイライラを子どもにぶつけてしまうことがあるかもしれません。
わが家で言えば
下の息子は長い間読みにまったく興味を示しませんでした。
そして素直に親の指示を聞いてくれるタイプでもないことに加え、
私がその当時、ディスレクシアにまったく無知であったため
長らく放置という選択をしてしまっていました💦
放置しながらも感情面は穏やかなわけがなく
「この子はどうしようもない子だなぁ・・・。」
と思ったり
「出来が悪い・・・。」
とまで思ってしまっていました。。。
今はただただ懺悔の気持ちですが
当時は私も息子もお互いに嫌な気持ちだったことは間違いありません。
親が子どもを見限って過少評価してしまうことほど残念なことはありません。
しかもその過小評価するきっかけとなるものが
育児にはオプション的な位置づけのおうち英語であるというのは
かなり皮肉なことなのではないかなぁ・・・と。
わが家は遅ればせながらも
おうち英語をしていたことで
ディスレクシアという問題に中学入学前に気付くことができ、
最終的におうち英語を息子の読み書き困難克服の手助けに
変えていくことができました。
おうち英語というのは
バイリンガルを育成するだけのものではなく
息子のような形で子どもが抱える困難を
補助するものにもなり得るのだと知りました。
おうち英語には感謝の気持ちしかありません。
そして息子にも同様に感謝しています。
もし息子も上の娘と同じく
何の困難も見せず親が期待する通りの反応を示す子で
挫折を知らないおうち英語のケースしか知らなかったら
もしかしたら今頃
「私の言うこと聞いてたらバイリンガルになれますよ。」
とサンプル2しかないくせに
偉そうに言うヤツに成り下がっていたかもしれません。(人格疑う)
でも息子のおかげで
いろんな気持ちがわかるようになりました。
人はみんな凹凸があって能力も反応も過程も様々。
一方、娘のケースから
特に問題なくサクサク進むケースも理解できます。
私のおうち英語への理解を深めてもらったと
子どもたちには感謝しております。
自分自身の経験にそういう背景があったり
オンラインレッスンと連動することもできるという
バズならではの強みもあるですから
そういうことを取り入れたバズならではの支援を
精一杯考えていくべきだと思っています。
多読の支援というのは
4技能の一部の支援に過ぎない感じに思われるかもしれませんが
案外問題は奥深いものなのではないかなと。
ということで、
講師丸投げ、グループレッスン丸投げという形ではなく
私が直接的に関わらせていただき
しっかりと向き合える支援にしたいと思っています。
それからバズの講師陣にも手伝ってもらい
バズを挙げての支援体制を構築していきたいと思っております(^^)
そのためには私の時間を増やすことがまず必要とのことで
先日お知らせしたようにグループレッスンの予約を自動化したり
まずできることから着々と進めております。
どんな形で支援するかについては
もう少し熟慮を進めていきたいなと真面目に思っていますので
もう少々お待ちください。
そして要望があれば是非お聞かせください(^^)
途中経過のお知らせでした!
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