【娘に聞いてみた】おうち英語で育った子はどう思ってるの?!


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。



近年SNSの普及により、

昔に比べて、おうち英語の情報がゲットしやすくなってきた♪

と思っています。



しかしながら、

それらを発信する情報源というのは

親サイド、教育サービスサイドのものばかりなんですよね💦



もちろんユーザーの声らしきものとして

英語大好き!

レッスンたのしい♪


とレッスンを楽しむ子供の様子などが

紹介されているところはありますが

おうち英語の環境で成人まで育ち、実際に英語を身に着けた子たちが

どう思っているのかということを知れる機会

というのは少ないかもしれません。


高校生の頃は忙しく

なかなか娘にその手の話を聞くことはできなかったのですが

大学生の春休みは時間にも余裕がありそうなので

娘にこの企画に協力してもらいました♪


私が質問すると質問が偏りそうなので

娘に質問がありそうな方(どんな方?笑)にお声掛けし

いくつか質問していただきました。


それでは、おうち英語で育った子のリアルな声をどうぞ!



Yくんママ

ベタだけど、良かったこととは何ですか?

娘ちゃん

一番大きいのは、英語に関して学校のテストや受験などであまり苦労することがなかったことだと思います。

特に大学受験のときは英語という強みがひとつあるだけでだいぶ心強かったです。私自身は類型選択で理系を選択したのですが、理系学部でも二次試験に受験科目に英語が含まれている大学は多く、同じ理系の人で英語が苦手科目という人は結構いたので、英語ができると周りと差をつけられると思います。

また、周りの子はセンター試験と大きく形式が変わった共通テストの対策に苦労していた子が多かったのですが、それに適応できたのは小さい頃から沢山英語に触れてきた積み重ねがあったからかなと思います。

Yくんママ

もし、からかわれたりすることがあったらどうやって受け止めたかとか?

娘ちゃん

からかわれたことはないです!

英語の成績や発表について「すごいね」「いいな~」と言ってもらえることが多かったので嬉しかったです。

Kくんママ

おうち英語で英語が分かるようになった?

娘ちゃん

オンラインレッスンを受けたり、英語の本・アニメを見たりするなど、昔から英語が自分の身近にあったので、あまり意識することなくいつのまにか英語が身についていました。(小さい頃のことすぎて覚えていないだけかもしれませんが…)

高校生以降の英語の勉強は、大学の二次試験で出るような普段あまり使わない難しい単語を覚え、能動的に語彙を増やす努力をしなければいけなかったのでその点では少し大変でしたが、リーディングやリスニングの力のベースは小さい頃のおうち英語で身についたものがかなり大きいかな、と思います。

Kくんママ

おうち英語をやってもらってよかったと思う?

娘ちゃん

よかったです!「勉強」「学校で習う科目」として英語を認識する前におうち英語で英語の基礎が身についていたので、英語に対して抵抗感をもつことがなかったです。

おうち英語のいいところは自分のペースで進められるところだと思っています。好きなアニメの英語版を見てみたり、レッスンで先生に自分の人形遊びに付き合ってもらったり、とかなりマイペースに進めていたので、おうち英語をやっている当時それが負担になっていたということはなかったです。

Kくんママ

初めて「ほかの子と違う?」って思ったのは?

娘ちゃん

英検の面接の待機場所で周りが年上の人ばかりで「ひぇぇ…」と
なったことを思い出しました(笑)

Kくんママ

ほかの子と違う事で困ったことは?
どうやって乗り越えた?

娘ちゃん

あくまで自分の場合ですが、学校でしっかり文法を勉強するまで文法というものをあまり意識せず感覚で話したり書いたりしていたので、高校で習う「文型」を理解するのにかなり困りました。(実は未だによく分かっていないです…乗り越えられてないです…)

周りの子は文法を普段から意識して英語を読んでいるようだったので、割とスッと理解している子が多くて焦りました。

第5文型で文を書いてみよう!と言われても「SVO…Cだっけ?」「えーっとOってなんだっけ」という感じなので、理論的に英語を理解できるようになりたいです。

Kくんママ

おうち英語で嫌だったこと、こうしてくれるといいなと思うこと。

娘ちゃん

人見知りすぎて、オンラインレッスンで初めての先生と話すのが嫌でした(笑)


嫌なこと、苦手なことを長い間無理強いされていたら英語が嫌になってしまっていたかもしれませんが、私の場合は、自分に合う先生を見つけられたこと・回数を重ねて慣れることで段々と話せるようになっていったと思います。

自分に合う先生と長くレッスンできてよかったと思っています。

嫌なことは一人一人違うと思うので、合う方法を探してもらえるといいなと思います。

Kくんママ

おうち英語でよかったこと、ぜひみんなに薦めたいこと。

娘ちゃん

先にも書きましたが、【負担なく身に着けられる】という点でおうち英語をお勧めしたいです。

私自身、特に何か頑張ったという記憶はありませんし、すごく嫌だった記憶も特にありません。
努力なく、英語がわかるようになってラッキーだったと思っています。

高校の時の友達には英語のテストで高得点を取る人がいましたが、読み書きに偏っていて、話したり、聞いたりするところでは困っている人が多い印象でした。

私は文法などの理解はその人たちに劣っていると思いますが、ストレスなく聞いたり、話したりできるように思っています。

そんなところから、勉強で身に着けられる力と勉強だと難しい力があるように思うので、勉強で身に付けられない力が身に付くおうち英語を勧めたいなと思います。

Kくんママ

子どもが嫌がっても長い目で見てここだけは譲らない方がいいとか。

娘ちゃん

オンラインレッスンは続けてみることかな…?と思います。

英語が話せるようになれてよかったと思うので、話す機会を継続的に持つことは大切かなと思います。

小さい頃からかなりの人見知りで、初対面の先生と話すの緊張するし、嫌だなと思った記憶はあります。

ですが、回数を重ねていくうちに、先生も自分の性格や好きなことなどを把握してくれて、話しやすい雰囲気がつくられていったように思います。私は人と打ち解けるのに時間がかかる分、1対1でじっくり話を聞いてもらえる形式が合っていました。

Sちゃんママ

学校英語の取り組み方はどうされていましたか?

娘ちゃん

小さい頃から英語をやっていたおかげで、学校の英語の授業にスムーズについていくことができました。

英語の時間にやるリーディングやライティングなどの課題も周りより早く終えられていました。

苦手な科目の授業では急に当てられるのが嫌で嫌で仕方なくてびくびくしていましたが、英語の時はあんまり気負わず楽な気持ちで受けていました。かといって「ここはわかるからいいや」と思っていると、テストに出る重要なポイントを聞き逃すことがあるので、ちゃんと先生の話は聞くようにしていました。

テスト勉強については、英語が得意な分そのテスト勉強にかける時間が短縮されていました。その分苦手な科目の対策に時間を充てられていたのが、沢山の科目を満遍なく勉強しなければならないうえでのアドバンテージになっていたかなと思います。

私の中で、中学校・高校の英語の定期テストは「授業で扱った文章を覚える」ことが重視されていたようなイメージが強いです。英語が得意だからといって全くテスト範囲を勉強せずにいくと、例えば「Chapter2で習った表現で書け。」のような指定があったときに対応できなくなるので、先生が重要だと言った表現はしっかりチェックすることを心掛けていました。習った表現を頭に入れるために、範囲の例文や文章を何回も音読したり書いたりするようなテスト勉強をしていました。英語を勉強しているというよりは、「暗記」の要素が多かったので定期テスト対策はあまり好きではありませんでした…
大学受験は、初見の文を読める・聞けることが重視されるテストだったので、そちらの方がおうち英語で養った強みが発揮できるテストだったと思います。

Hちゃんママ

英語圏の文化等に間接的に触れられたことにより享受できたと感じているメリットは何ですか?

娘ちゃん

自分の視野や知識の幅が広がったことです!オンラインレッスンで外国の先生と話したり、ホストファミリーとして留学生と関わったりした経験から、他国の文化や価値観を理解し、それを尊重すること・多様性を認め合うことの大切さを学べたと思います。

小さいころから海外のコンテンツに触れたり、海外の人と交流する機会が多かったので、今でも自分の中に壁がなく、海外文化や国際交流に抵抗がないです。

私の趣味は洋楽を聞くことと、洋画を見ることですが、日本語を介せず、英語のまま理解できるので、その世界観を直に感じられ楽しめている気がします。

ネット検索も英語圏も含めて調べようと思えるので、たくさんの情報にアクセスできるのは強みになっているかなと思います。



ディスられなくてよかったです(^^;


今回質問の質問にも見られたんですが

おうち英語をすることで負い目を感じておられる親御さんが

なんだか多いように感じています。



他の子がやらないことをやらせてしまって

子どもに負担を掛けていないかと思う心配なのか

親が勝手におうち英語を始めた

という気持ちからの押し付け感なのか・・・。


もちろん私もそんな思いがゼロだったかと言えば

そうではありません。



子どもが幼稚園とか小学校の時は

多少感じたことはありますが、

中学校・高校などで

英語が強みになっていくのを実感するたびに

だんだんその思いは消えていきました。



そしてこの企画で実際に娘から

「負担になっていなかった」

「おうち英語をしてもらえてよかった」

と聞くことができて、

私のそれらの思いは完全成仏しました(笑)


さようなら、罪悪感www




そして湯水のように散財したお金も


「お金を知識と技能に変えたっす!」


と胸を張って言えるようになりました。(誰に?)



なんだか今回の企画、

私の贖罪企画になってないか・・・

という思いもなくはないですが(^^;


「バズの活動頑張ろう!」

という思いも新たにすることができました(^^)

あくまでわが家の娘の感想でしかありませんが

ご参考になれば嬉しいです♪


娘ちゃん、協力ありがとう!

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