【おうち英語Q&A】No.9~リーディングの練習におすすめな方法、教材、そしてバズのレッスンを教えてほしい(2)~


Englishbuds 管理人 MommyKayo です。


今日はおうち英語Q&A第9回目として

先週に引き続きのテーマ

~リーディングの練習におすすめな方法、教材、
そしてバズのレッスンを教えてほしい(2)~

をお届けします。




先週は生まれ持った能力・才能から

比較的スムーズに読みに移行できるお子さんのケースを書きました。



カメラで例えるなら

オートフォーカス付きといった感じですね。


特に何かを教えたわけでもないけれど

それまで文字と接してきた経験値から

自らフォニックス的ルールを見出していくタイプ。



残念ながらこのタイプ、

望んだからと言って誰でもなれるわけではない・・・

と感じております。



才能・能力に拠る部分が大きく

足が速いとかそんな感じの身体的能力の一つだと

私なんかは思っております。



今日はオートフォーカスとは逆の

手動でピントを合わせることが必要な

自らフォニックスルールを見出すことが苦手な子

についてお話しさせていただければ✨




手動でピントを合わせることが必要な

プロ仕様のカメラ、

練習なしには操れないですよね。。。

ピントの合った写真を撮るには

それなりの技能を身に着ける必要アリ、です。




ここで言うそれなりの技能とは

Phonicsのことになります。



この手のタイプの子は

Phonicsの学習がマストになる

と思っています。



おうち英語を続けていくと

Phonicsという言葉は

どこかで必ず耳にすることになるかと思います。



私もそうでした。


「なんか必要らしいね?!」

という感じで・・・。



私は息子のディスレクシア克服のために

Jollyを習うまで

本当にPhonicsには疎かったのです。



自分自身、大学で英文科に進み、

教職課程を取りましたが

その学習の中で、一度としてPhonicsなど習ったことはなく

単語は根性という名書きなぐりの難行苦行で覚え、

読めない単語は先生が発音した音をそれらしくカタカナで書いて

なんとか読む、という繰り返しでしたから・・・。

受験勉強なんかで一人で初見の単語に接したときは

間違えて読んで覚えてしまって

今もそのクセなかなか抜けず・・・

で困っているくらいです。。。



そんな私の愚痴はさておき

要は昔の私は恥ずかしながらPhonicsの知識は皆無で

とりあえずやらせてみるかと適当な教材を買って

子どもには与えたりしていました。



でも何をやったらいいかわからないので

DVD見せたり、歌を掛け流すだけ・・・。



そんなテキトーなPhonicsだったので

まったく良さがわかりませんでしたね・・・。


コレ、なんか役に立ってるの?( ̄▽ ̄;

とどうしても思ってしまうという・・・



今であればその時のPhonicsの何がダメだったかわかります。



私が子どもに買い与えていたPhonicsは

アナリティック・フォニックス | Englishbuds (eigo-ikuji.info)

というPhonicsだったのです。


アナリティック・フォニックスが悪いとは言いませんが

Phonicsの醍醐味は、ルールを知るだけでなく

最終的に音の操作をマスタ-して

自分で読んだり書いたりする力まで結びつけること。


アナリティック・フォニックスはその点が弱い

と言わざるを得ないところはあります。


もちろんアナリティックで十分な子もいます。

先週お話ししたオートフォーカスタイプの子は

アナリティックで「なるほど、そうだね!」と

納得して自分のフォニックスのルールを強化することができます。



しかし、自分でピントを合わせる練習をしなければならない子には

実際不向きだと思います。


わが家の息子には何にも入っていませんでしたし・・・。



経験からもこの手のタイプの子には

シンセティック・フォニックス | Englishbuds (eigo-ikuji.info)

という種類のPhonicsを激推ししたいです!


アナリティックとシンセティックの詳しい説明は

それぞれリンクからご確認いただきたいと思いますが、

シンセティックで代表的なものは我らがJolly Phonicsですね✨



わが家の息子もJollyに出会っていなかったら

学校英語は終わっていたと思います。。。


「Jollyの何がそんなにいいの?」

というところを語り始めてしまうと

今日のブログ終わってしまいますので

気になる方は過去ログをご確認ください✨




ここからは

Phonics学習中、もしくは学習終了したこと前提で

リーディングの進め方について書いていきます。


「Phonicsが終わった、終わった、

これでもうOKだね!」とは正直なりません。。。



さぁ、ORTでもCPTでもRaz-Kidsでも

ドンドン読みなさい!

とはならないのです。。。




Phonicsをマスターしたと言っても

言ってみれば自動車学校を卒業したての若葉マーク🔰

であることには変わりありません。



いきなりベテランドライバーに交じって

ガンガン乗りこなしていくなんていくことは無理です。。。



与えるリーディング素材も厳選しなければなりません。


よく市販されているPhonicsのリーディング本、

あれもしっかりとどの流派のPhonicsをベースにしているか

見極めて購入する必要があると思います。



一般的には市販のPhonics教材・素材は

アナリティック・フォニックスの考えをベースにしているものが

圧倒的に多いため、

この自分でピントを合わすタイプの子たちには不向きです。


リーディング素材も

学習したPhonicsに合わせた素材を選んであげるべきです。



Jolly Phonics社から

有料のセット本も販売されていますが

SPELD SA Phonic Books SW code – SPELDSA

というサイトに無料のデコータブルブックが用意されており

Jollyを学習された方が練習されるのにバッチリです!



読みに進む際も

決して焦らないというのが大切な考え方かと思います。



Jolly Phonicsではまず単語単体の読みを徹底的に練習し

今度はフレーズにし、そしてその次のステップでは

長めのフレーズ、そしてセンテンスへ・・・

と確実に積み上げていきます。


単語単体では読めていた子も

センテンスになってしまうと

途端に読めなくなってしまう子というのもいます。


読みにおける問題というのも

やはり子どもの数だけあります。



その問題を解決していくためには

試行錯誤を重ねるしかなく・・・。


私もまだまだ勉強中です。。。


しかし、息子のケースや

これまでバズのJollyでフォローさせてもらった経験から

Phonicsを適切に活用することで

読みが苦手な子にも自力読みできるまでの力を

付けさせてあげることができると確信しております✨


うんざりするくらいの根気と時間が必要ではありますが

中学校・高校へと子どもたちが進んでいくことを考えると

読みを安定させることは避けては通れないと感じています。



これからもたくさん試行錯誤して

読み書きで困る子のお役に立ちたいなと思っております!


今後ともよろしくお願いいたします。


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